文/トロントの法輪功修煉者
超さんと紅さんは2011年3月に、カナダ・トロントで行われた法輪功の九日間の学習班に参加した新しい学習者で、修煉を始めてから1年になりました。彼らは大きな交通事故に出会いましたが、身をもって『転法輪』に書かれている不思議な出来事を体験しました。
その日彼らは学法に参加してから、家に帰ろうと友達の車に乗りました。十字路を曲がるとき、赤信号を無視した車と衝突しました。当時、超さんは補助席に座っており、接触部分は補助席側でした。突然の事故で、超さんは本能的に両足を上げて守ろうとしましたが、間に合わず大きな衝撃を受けました。事故後、車が止まってから超さんは自分が無事だと気づきました。当時、彼はカバンを懐に抱いていましたが、カバンの中には『転法輪』がありました。超さんはすぐ、法輪大法と李先生が自分の命を救ってくださったことが分かりました。車から降りると、タイヤは遠いところまで飛んでいってしまい、車はスクラップになっていました。車には、超さんと紅さん以外にも3人の修煉をしていない友達がいましたが、全員無事でした。
彼らはみんな不思議に思いました。車はすでに廃車になりましたが、一人も怪我をしませんでした。警察が事故現場に着いてから、車の様子を見て、すぐ補助席に座っていた超さんについて聞きました。彼らの考えでは、これほどの大事故の場合、補助席に座っていた人は必ず、命が危険な状態だからです。彼らは補助席に座っていた超さんの無事な姿を見て、驚きながら「本当に幸運です。本当に奇跡です」と信じられないような顔をしながら話しました。
翌日、超さんは両足を見ると、あざもなく、痛くもありませんでした。首のあたりに少し痛みを感じましたが、数日経たないうちに治りました。超さんは事故の瞬間、ちっとも怖いと感じず、事故後15分が経ってから怖く感じ、両足の力が抜けました。本当に李洪志師父が、『転法輪』の中でおっしゃった状況と同じでした。「そしてその時彼は全然怖くなかったというのです。このような状況に遭う人はみな怖いとは思いませんが、後になって怖くなるかも知れません」(『転法輪』第三講「師は学習者に何を与えたのか」)
紅さんは当時、後部座席に座って、懐には『転法輪』を抱いていました。事故当時、紅さんの眼鏡は車から遠く離れたところまで飛んでいきました。後で紅さんは自分の眼鏡を見つけましたが、壊れてませんでした。紅さんは事故のその一瞬、『転法輪』をしっかり握り、師父が必ず見守ってくださると信じました。私は師父に感謝し、大法に感謝しますと紅さんは話しました。
それ以降、超さんと紅さんはさらに法輪大法を固く信じ、修煉のことにも、もっと真剣に向きあうようになりました。超さんは自分の友達と家族を九日間の学習班に連れていき、新年には、超さんと紅さんは自分の親友たちを連れて、神韻公演を観賞しました。
交通事故後に取った廃車の写真