【明慧日本2012年4月3日】大連市に在住の法輪功修煉者・劉艶珍さん(59歳女性)は、2012年3月15日午後、勤め先で沙河口区富民派出所の警官3人に不当に連行された。当時、劉さんは口実を付けて会社の入り口まで呼び出され、すぐに乱暴に押さえつけられてパトカーの中に押し込まれた。次に、3人の警官は、会社のロッカールームに立ち入り、劉さんのロッカーを捜索し、一部の所持品を没収した。また、劉さんの家も捜索され、家財を没収された。現在、劉さんは大連姚家留置場に拘禁されている。
劉さんは、工場の材料調達に関する業務を担当していた。自分の職位を利用して利益を得ることは現在の中国で一般的にみられるが、莫大な利益を得ることのできる重要な仕事を担当していたにもかかわらず、劉さんは仕事においても、真・善・忍に基づく法輪功の法理を守り、汚職や横領などを一切しなかった。劉さんの潔癖さを目にした同僚らは、法輪功の道徳向上の効果を認め、劉さんの素晴らしい人格に驚き、劉さんを「天下一の材料調達係」と名付けた。
劉さんは1996に法輪功の修煉を始める前、性格が悪く、よく人と喧嘩したり、利益を重んじてよく人と争ったりする利己的な生き方をしていたが、修煉を始めてから、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律し、人を思いやるようになり、職場でも家庭でも道徳の向上を求め、誰とも睦まじく暮らしていた。また、貧血と目の病気も、修煉をする中で全快した。
1999年7.20に法輪功が弾圧されて以来、劉さんは、北京へ法輪功のために陳情に行ったが、2000年と2002年の間に2回も不当に拘束され、拘禁された。釈放後、当局の圧力を受けた会社側は、劉さんに対して理由もなく、職場の立場を正式な社員から契約社員に変えた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)