【明慧日本2012年4月9日】瀋陽市の法輪功修煉者・孟越さんと朱晶華さんは、2012年3月9日、瀋陽三好街にて法輪功の真相を伝え、神韻公演が収録されたDVDを配布していた際、真相を知らない店主に通報され、瀋陽東陵区公安支局の科学技術ショッピングセンター派出所の警官に不当に連行された。警官はその日の午後、捜査令状の提示もなく、孟さんと朱さんの自宅を捜査し、大法の書籍とCD、およびパソコンを没収した。警官らはその日の夜、孟さんと朱さんを瀋陽市第一留置場に送った。孟さんと朱さんの家族は3月21日、ようやく彼女らが刑事拘留30日と70日をそれぞれ科せられたことを知らされた。没収されたパソコン本体と身の回りの品は返却された。
孟さんは迫害に抗議するため、断食を行った。孟さんが10日間断食を行った後、留置場の警官は孟さんに対して野蛮な灌食を行った。灌食の際、警官は革のベルトで孟さんの上半身を強く縛ったため、孟さんはもう少しで窒息するところだった。警官はまた、孟さんに8日間足枷と刑具をはめるなどの虐待を行った。3月19日、孟さんは労働教養1年を科せられ、馬三家労働教養所へ送られた。しかし、送られた日の身体検査では心筋虚血など、いくつかの項目が不合格であり、労働教養所の入所条件を満たしていなかった。しかし警官は孟さんに自宅に送ると嘘をつき、留置場の出所手続きもせず、その夜あわただしく、孟さんを馬三家労働教養所へ送った。3月22日、孟さんの家族は、孟さんが馬三家労働教養所に送られたことを知り、留置場に行き孟さんの生活費として留置場に渡したお金を返すように要求したが、留置場の記録では、孟さんはまだ留置場にいるため生活費を返すことができないと言われた。
孟さんは馬三家労働教養所に送られてから、身体の状態が極端に悪化した。全身が痛く、特に上半身の痛みは我慢できないほどで、物を食べるときや歩くときも痛みに苛まれた。3月29日、孟さんは再び身体検査を受け、痛みの原因は外傷によるもの(留置場で受けた迫害)であると認定された。
孟さんと同時に不当に連行された朱さんは10日間監禁された後、3月19日に帰宅した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)