【明慧日本2012年4月10日】四川省成都市の府青路派出所の警官は3月13日、法輪功修煉者・楊淑花さんを不当に連行した。その2週間後、楊さんの妹・楊淑君さんは府青路派出所へ行き、警官らに法輪功の真相を伝え、姉の釈放を求めた。しかし、その日、華油路派出所の戸籍を管理する警官が数人の警官を率いて、楊淑君さんの身柄を拘束し、新津洗脳班に拘禁した。現在、楊さん姉妹ともに洗脳班に拘禁されているため、家には淑君さんの子供1人が残されている。
3月13日午後、淑君さんは外出して家に帰ると、姉の姿が見当たらず、家がかなり荒され、パソコン、プリンタ、現金4000元と子供のために買ったばかりの数冊のノートもなくなっているのに気づいた。
近隣の人の話によると、午後2時ごろ、府青路派出所の警官10数人がパトカー9台に乗って、楊さん姉妹が経営している美容院にやってきた。警官は美容院にいた淑花さんを強制連行し、美容院と自宅を捜索したという。その日の夜、淑花さんは新津洗脳班に拘禁された。
淑君さんは法輪功を学んでいるとして、いろいろな迫害を受けてきた。1999年7.20以後、淑君さん一家は地元派出所の警官から嫌がらせ、恐喝が絶えなかった。あまりにひどい圧力を受け、淑君さんの夫は耐えられず、離婚した。2007日3月6日、地元派出所の警官は美容院に侵入し、仕事中の淑君さんを連行しようとした。姉の淑花さんは警官の行為を止めたため、姉妹ともに連行され、同市の郫県留置場に拘禁された。姉妹は37日間拘禁され、家族は大きなショックを受けた。母はあまりのショックで、姉妹が釈放されて数日後に亡くなった。
2012年3月前後、警官・曾民俊は戸籍の調査という口実で、よく楊さん姉妹の美容院に出入りしていた。3月12日、曾は再び美容院に来て、美容院の壁に貼っている通知を見ていた。その通知は美容院の常連客の1人が旅行する案内であったが、曾は法輪功修煉者たちの集まりだと思い込み、携帯電話で通知の写真を撮ったりした。そしてその翌日、警官は楊淑花さんの身柄を拘束したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)