【明慧日本2012年4月12日】邯鄲(かんたん)労働教養所は、河北省各地域の男性法輪功修煉者を数多く拘禁し、迫害している。修煉者たちは、看守の監視のもとで家族との接触や修煉者の間での会話など禁じられ、基本的人権もなく行動を制限されている。以下に、上記施設で行われている迫害手段の一端を述べる。
2012年3月6日夜、高增さんは修煉を放棄しないという理由でスタンガンによる電気ショックを繰り返し加えられた。さらに、拷問された事実を漏らさないよう脅され続けた。
2012年3月10日、尹瑞軍さんは他の修煉者と話をしたという理由で、監視カメラのない部屋でスタンガンによる電気ショックを10分間も受け続けた。さらに、拷問された事実を漏らさないよう脅迫された。
劉建軍さん(47)は2010年9月、1年9カ月の労働教養を不当に宣告され、2011年4月に拘禁されて以来、高血圧や心臓病、頭痛など、多種の病気を引き起こすまで迫害された。また、志願した邪悟者によって10日以上にわたってトイレへ行くことや食事を制限されるなど人権を蹂躙され、罵倒や脅迫を受け人格を侮辱された。
拷問の実演:毒物を注射する
張利国さん(47)は2010年9月、1年9カ月の労働教養を不当に宣告され、2011年4月に入所してまもなく、体内に毒物を注射された。張さんは四肢が硬直し、痙攣して身長が5㎝ほど縮み歩行困難になった。しかし、張さんは刑期を不当に延長されただけでなく、人格を侮辱する目的で罵られたり、脅されたりした。
陳培雲さん(41)は2011年3月、1年の労働教養を不当に宣告された。拘禁さてから、陳さんは石家荘労働教養所での不当拘禁を受け、10日間連続で体罰や監視生活を強いられた。邯鄲労働教養所に収容された時、陳さんは足を怪我しており、完治するまで1カ月もかかった。2011年8月から9月の間、同施設は陳さんに対して1日17~22時間、連続40日もの悪質な洗脳を行った。侮辱・罵倒・脅迫・殴打・謀略・圧力、数多くの卑劣な手段を用いて、陳さんの肉体と精神に甚大な苦痛とダメージを与え、陳さんは一気に体重が30キロも激減した。
陸秀西さん・張亮さん・陳志さんは、2012年3月から、邯鄲労働教養所に不当に拘禁された。監守らは修煉者を転向させることを目的に、受刑者を利用して拷問を加えさせており、彼らは他の修煉者と同じように各種の卑劣な手段で迫害された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)