【明慧日本2012年4月15日】常人の心が自分自身を阻害しているせいで、いつも正念が不足していると分かっていました。絶えず法を学び法を暗唱することを強化しながら真相を伝えていく内に、心性が上がってきました。ある日、卒業を控えている大学四年生に真相を伝えてみました。まず「神様を信じているか」という質問から話を切り出しました。「信じない」との予想通りの答えでした。「最後まで伝えるのは難しいな」と内心で思いましたが、すぐに不正な一念を否定し、「彼は必ず救われる」と思い、同時に師父のご加持をお願いしました。自信のない中で不安を感じながらも、やっとの思いで最後まで真相を伝える事ができましたが、なんと彼は「三退」をあっさりと承諾してくれました。早く執着心を放下してもっと精進するようにと、師父からの期待する気持ちが伝わってきました。
――本文の作者より
同修の皆さん こんにちは! 私は2009年8月に法を得た大学生の新しい修煉者です。現在は独修状態にあります。下記は真相を伝える時と法を学ぶ時の心得となりますので、同修達と一緒に分かち合いたいと思います。
大学生に真相を伝える
私は大学二年に進級した時に法を得ました。法への理解が深まるにつれて「衆生を救う」ことは大法弟子の使命と師父への誓約だと分かりました。そこで身近の人々に真相を伝え始めました。しかし最初は恐怖心、不安、疑惑心と自己を保護する意識が強く、真相を伝えた後に必ず「話した内容を内緒にしておいてね」と同級生に注意の言葉をかけていました。いつもどう見られているかが気になっていましたので、人を救う効果も思わしくありませんでした。
常人の心が自分自身を阻害しているせいで、いつも正念が不足していると分かっていました。絶えず法を学び法を暗唱することを強化しながら真相を伝えていく内に、心性が上がってきました。ある日、卒業を控えている大学四年生に真相を伝えてみました。まず「神様を信じているか」という質問から話を切り出しました。「信じない」との予想通りの答えでした。「最後まで伝えるのは難しいな」と内心で思いましたが、すぐに不正な一念を否定し、「彼は必ず救われる」と思い、同時に師父のご加持をお願いしました。自信のない中で不安を感じながらも、やっとの思いで最後まで真相を伝える事ができましたが、なんと彼は「三退」をあっさりと承諾してくれました。早く執着心を放下してもっと精進するようにと、師父からの期待する気持ちが伝わってきました。
学法を通じて修練の状態が良くなり、同時に更に理性的に成長してきました。真相を伝える過程の中で段々自信が付いてきて不安感が薄れてゆきました。当然、得る効果は顕著によくなりました。一定期間、真相を伝えたところ必ずと言っていいほど「三退」に成功していました。ただし、たまには油断あるいは自惚れからから生まれた執着心が働いて、効果に悪い影響を与えてしまい、また真相をよく理解したけれども「三退」まではなかなか進まないこともよくありました。『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』「それらから見れば、私を救ってくれるなら、まず私の次元に達し、この威徳を持ってはじめて、私を救うことができます。あなたにその威徳がなく、私ほど次元が高くなければ、どうやって私を救うのでしょうか? それでそれらはあなたに挫折を味わわせ、苦を嘗めさせ、あなたの執着を取り除いて、あなたの威徳を打ち立てて、あなたがある次元まで修煉してから、その生命を救うことができ、すべてこのように行なっています」を勉強したら、自分の次元が低く力が及ばなかったのが、相手の「三退」までに至らない原因だと分かりました。より多くの衆生を救う為に勇猛に精進しなければなりません。
大学生を対象に真相を伝える際の、いくつかの心得がありましたので、まとめて下記の通りに書いて同修と分かち合いたいと思います。現在の大学生達は、ほとんど無神論による深刻な被害を受けています。『共産党についての九つの論評』を読み、真相もある程度に分かっているのに「三退」までなかなか踏み出せないのは「無神論」に洗脳されているからです。大学生に真相を伝える経験をまとめてみますと、「有神論」と「無神論」のキーワードから話を切り出しやすいです。事実と理論を述べた上で「無神論」と「進化論」は科学では実証されていない愚かな錯誤だと明かし、簡潔に宇宙の構造を説明して人類のミクロと命の複雑さを理解してもらいます。それから神話の根源、五千年中華文明の発展プロセス、サタンの信徒のマルクスについて、中国共産党の暴力政権に至る歴史について解明し、最後は「三退」と「大淘汰」に結びつけます。
以上のような流れで真相を伝えていけば比較的に効率よく、スムーズに大学生達の頭の中の害毒を取り除くことができるようになると実感しました。「三退」の本当の意義を理解してもらった上で「三退」に成功する確率が上がります。それでも話を信じなければ「三退」もしない人には、せめて最終の道を正しく選択するようと再認識してもらうことができます。しかしその真相を伝える方法には足りない点もありました。一般的に一通りを説明したら二時間前後もかかってしまいますので、より多くの衆生を救う為に話す内容を要約したり、同時に多数の相手に話すなど努力する必要があります。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)