【明慧日本2012年4月18日】大連市に住んでいた大学の元優秀教師・劉栄華さん(47歳女性)は、「真善忍」を信奉する法輪功修煉者であるという理由で、2009年9月、馬三家労働教養所に強制的に収容され、2年にわたって拘禁された。しかも、刑期が終わった後も劉さんは釈放されず、留置場での不当拘禁を強いられた。2012年1月9日、弁護士への妨害や傍聴者の排除など、劉さんにとって不公平な裁判が行われた。同年4月1日、劉さんは大連市中山区裁判所によって懲役10年の不当判決を宣告された。
劉栄華さん
劉さんは、2012年4月3日に刑期を満了して釈放されるはずだったが、さらに事実根拠もなく懲役10年の重刑判決を言い渡されたことに憤慨し、上訴を申し出た。
4月12日、劉さんの母は中山区裁判所へ行き、2日前に提出した訴状の受理状況を尋ねたが、いずれも無視され中級裁判所(翻訳者注:日本の高裁にあたる)へ行くように言われた。しかし、そこでも要領を得ず、裁決をしていた裁判長への連絡も取れなかった。
劉さんの高齢の両親は、娘が迫害され重刑判決を宣告されたことにかなりのショックを受けた。4月13日、劉さんの両親は再び裁判所で訴状の受理状況を尋ね、上訴できるように求めた。