【明慧日本2012年4月22日】山東省竜口市の各派出所は今月11日の朝、煙台610弁公室および竜口市国保(国家安全保衞)大隊の指示の下で、市内全域の法輪功修煉者を一斉に不当に連行した。警官は修煉者の自宅に侵入し、コンピュータ・テレビ・プリンタなどの家電製品を運び出し、現金と銀行カードをすべて没収し、修煉者を連行した。これらの盗賊のような行為によって多くの家庭が離散し、直接の経済的損害は50万元以上に達し、これらの家庭は苦しい立場に追い込まれた。
装飾店を経営している苗春萍さんの家は、損失が極めて大きく、通帳の20数万元と10万元近くの現金が根こそぎ略奪された。苗春萍さんの姑は、明るくて元気だったが、嫁と孫娘を失った苦痛に耐えられず、4月14日に農薬を服用して自殺した。
この大規模な計画連行事件は竜口市で3回発生している。1回目は2001年に17人の法輪功修煉者が連行され、シ博王村の洗脳班に送られ、洗脳による迫害を受けた。2回目は2006年に、江沢民が竜口市へ南山大仏を観光に来た時、大規模な法輪功修煉者を連行する事件が起きた。最も深刻なのは今回で、12の家族が深刻な被害を被った。
現在確認が取れた情報によると、連行された法輪功修煉者は次の通りである。
東城区張家溝の劉延翠さん、慕香順さん。
西城区の姜用戦さん夫妻、楊美娟さんら。
東江鎮の隋玉紅さん、王明亮さんら。下丁家鎮の李秋梅さんを連行したのは下丁家派出所の警官。
袁玉芹さん、黄彦さんらさんはすでに家に戻った。劉延翠さん、慕香順さんらは竜口市留置場に拘禁されており、姜用戦さんらは竜口市留置場に拘禁されている。楊美娟さん、苗春萍さんらは煙台留置場に拘禁されている。
東城区の法輪功修煉者・于克新さん、陸莉克さん夫妻。警官は家の窓ガラスを壊して窓から侵入し、100冊余りの法輪功書籍を没収した。東城区張家溝の王燕さん(修煉者ではない)も連行され、当日に家に戻った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)