【明慧日本2012年4月27日】山東省で教師を務める王宗玄さん(42歳男性)は2004年9月、授業中に法輪功の真相を伝え、法輪功の関連物を配っていたが、それを理由に追放された。それ以降、両親と妻子が被害を被らないよう、地元を遠く離れ、放浪生活を余儀なくされた。
2012年3月21日午前10時頃、イ坊市公安局は王さんを不当に連行し、自宅からノートパソコンなど多数の電化製品や現金2万元(約24万円)を脅し取った。一方で同じく修煉者・馮夕蘭さんは帰途で悪らつな警官らに暴行され、強制連行された。被害者2人はいずれも共産党学校の洗脳班で拘禁され、鉄製の椅子に縛られ、強制的に尋問を受けた。この洗脳班は、迫害に使う手段の卑劣さと拷問のひどさで知られており、馮さんの尋問への返答に気が入らないだけで、馮さんの髪の毛をつかんで数発のビンタを食らわした。
洗脳班で、わずかな食べ物しか与えられず、厳しい監禁生活を強いられた馮さんは、体が非常に衰弱して数十日便秘をしていた。4月16 日午後4時頃、迫害によって危篤に陥ったため、釈放を許された。一方で同日、王さんは別の場所へ移されてから、行方不明となっている。