文/遼寧省の大法弟子 心正
【明慧日本2012年5月1日】ちょうど年末になり、ボーナスの時期になりました。会社の書記は私を呼び寄せ、ボーナスは支給しないと話しました。なぜかと聞き返すと、書記は声高に「トラブルを起こしながら逮捕されなかっただけでも幸運なのに、ボーナスまで欲しいのか」と言いました。「それとこれとは別のことです。私たちは何か悪いことをしたわけでもなく、皆さんのために思ってやっていることです。災いが来たら、大法が素晴らしいとさえ信じていれば命が救われます。今あなたは理解できないかもしれませんが、いずれは分かる日が着ます。ボーナスは私たち職員の一年間の努力の報酬です。もし仕事が良くできていなければ全額カットされて何の文句もありませんが、法輪功を理由にボーナスをカットするならば迫害になりますので書簡を出して訴えます」と言いました。その結果、ボーナスはいつもよりも遅く、年末になってから初めて支給されました。支給されるまで、支給がカットされたのではないか、そしてそれが私のせいだと同僚たちは思い込み、みんな私を無視していましたが、支給されてみると満額だと分かりました。このことで誰も私たちを見下すことがなくなり、さらに私たち法輪功修煉者は一緒に交流する正しい場を持てるようになりました。私は本当に、自分が大法弟子であることを光栄に思います。
初めて法律政治委員会の関係者が私のところにやってきた時、正念が強かったので相手に家の中に入るように招待しました。その場で「法輪功をやっているので良くない」と言われましたが、「法輪功は本当に良いことです。積極的に隣人に自分が法輪功を修煉していることを知らせていますよ」と答えました。
またある時、昔の同級生の息子が結婚するので、祝いのパーティでお酒を勧められました。今は飲まないと答えると、なぜ飲まなくなったのかと聞かれたので、今は法輪功を修煉しているから飲まなくなったと答えました。その場で同席している人から、親指を立てて「この場面で自分から法輪功を修煉しているといえるとは、本当にたいしたものだ」と言われました。
生活であっても、仕事であっても、様々な方法で脱退を薦めてきました。バスの中でも、朝の市場であっても、法輪功に誤解を抱く人と出会うと、私はいつも法輪功とは何か、そして自分が法輪功を修煉していることを告げ、さらに「法輪功は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と覚えるように勧めてきました。
以上の出来事を書いたのは、決して自分を誇示するためではありません。私はただ、法を正す時期の大法弟子がやるべきことをやったまでです。自分の修煉の道を振り返ってみて、本当に感無量です。もちろん良くできていないところもたくさんありましたが、上記に書かれた魔難は、いずれも修煉状態が良くない時、たとえば引っ越した時、学法が足りなかった時、顕示心や歓喜心が生じた時などの状態の元で起きました。以前、修煉体験を書く時も、強い歓喜心と自分自身を実証する心で書いていましたが、今回修煉体験を書く時は、気持ちが重く感じました。魔難を乗り越えるたび、師父が自分のためにたくさんの苦しみを代わりに耐えてくださったのだと感じています。ただ精進して着実に自分を修め、様々な良くない心を取り除いて、心の状態が正しい時だけ、師父が法を正すことを助けることができます。
私は家に家庭資料点を作りました。真相DVDを複製したり、真相資料を作成したり、『共産党についての九つの論評』を印刷したりできます。必用なだけ印刷しています。同修と協調して、新唐人テレビのアンテナも取り付けました。周りの同修に電話で真相を伝えるように励ましたら、同修たちの状態も良くなり、励ましあって一緒に向上する環境もできました。どんな困難に出会っても、誰も大法を放下することはできません。誰もが異なる次元の中で着実に精進しているのです。
今、私は毎日多くても4時間しか寝ていません。眠いと感じないからです。体も精力いっぱいで、毎日が非常に充実しています。私は周りのすべての人を親切に接しています。修煉したから、私は親戚を先立たされる苦痛を乗り越えました。修煉したから、私は9年間も娘と会えない苦痛を乗り越えて、日々落ち着いて大法のことに集中できます。修煉したから、私は孤独に打ち勝つことができました。常人から見れば、私はとても苦しい日々を送っているようですが、私はこれを機に、共産党の邪悪さを説明します。それを聞いた人々も憤りを覚えます。4年間が経ちましたが、隣人は「あなたはちっとも老けていません。いつも嬉しそうですね」「むしろ若返ったようです」と言われました。また、友人からも「法輪功は本当に素晴らしいですね。あなたを通して分かります」と言われました。
師父、どうかご安心ください。私は必ず自我を放下し、限られた時間の中で周りの同修と一緒に精進し、師父が按配してくださった修煉の道をしっかり歩み、自分に厳しく要求して、多くの衆生を救うように努力します。
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)