【明慧日本2012年5月1日】湖北省武漢市の法輪功修煉者・周建剛さんは刑務所で迫害を受け、全身麻痺の状態になった。2012年1月10日、周さんは10年の刑期を満了し、周さんの家族は自宅で周さんの帰りを待っていたが、釈放されるはずだった周さんは帰宅しなかった。情報によると、周さんは当局に秘密裏に秘密の場所に移され、引き続き拘禁されているという。
周さんは法輪功を修煉してから、心身ともに恩恵を受け、道徳は向上し、崩壊寸前の家庭が円満になった。しかし、1999年7.20から、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。周さんは人々に法輪功の真相を伝えたため、数回にわたって連行され、拘禁された。2002年、周さんは懲役10年の実刑判決を宣告され、琴断口刑務所に収容された。
刑務所で周さんはさまざまな拷問を受け、数回も瀕死状態に追い込まれた。2006年4月25日、周さんは手かせ足かせをかけられ、壁に向かって立たされ続けた。ある受刑者は警官の指示を受けて、周さんの背中を重いもので思い切り殴った。そのため、周さんは第6と第7の頚椎が骨折してしまい、その場で気を失ってしまった。
その後、周さんは病院に搬送され、治療を受けながらも、毎日24時間警官に監視された。刑務所側は周さんの家族に「一時出所の措置を受けたいなら、『周建剛は罪を恐れて自殺を図った』という書類にサインをしなければならない」という条件を出した。やむを得ず家族がサインすると、刑務所側の態度は豹変した。刑務所側は家族との面会を禁止し、周さんを洪山刑務所病院に移した。その後、周さんは再び琴断口刑務所に戻されたが、両足を紐で縛られ、誰にも接触できないよう独房に拘禁された。
武漢市610弁公室と刑務所側が、刑期を満了した周さんを秘密裏に拘禁し続けたのは、周さんが全身麻痺になるまで迫害を加えられた事実が外部に漏れないようにするためだという。