【明慧日本2012年5月7日】内モンゴル自治区通遼(つうりゅう)市に在住の法輪功修煉者・瞿麗玲さん(身体障害者の女性)は2012年4月24日、吉林省磐石(ばんせき)市の法輪功修煉者・譚さん(70)の同伴の下、明城鎮総合管理事務所(中国の行政の末端機関)へ行き、養老年金請求について問い合わせた際、2人は突然、事務所の主任・呉徳純と磐石市610弁公室、明城鎮派出所の警官に不当に身柄を拘束され、磐石市刑務所に拘禁された。
譚さんは法輪功を学んでいるという理由で、8年前に会社から無断解雇され、給料の支払いも停止されていた。それ以降、地元から遠く離れて放浪生活をしていた時、内モンゴルの通遼市で、修煉者・瞿さんと知り合った。
2012年4月20日頃、譚さんは瞿さんを通じて、電話で上記総合管理事務所の主任・呉徳純に養老年金の請求をした。連行当日、譚さんたち2人は、呉に「相談に乗る」と言われて約束した時間に事務所に着いた。結局、呉は「養老年金に関しては何の力にもなれない」と言い、610弁公室と結託して2人を派出所まで不当連行した。
派出所で、譚さんと瞿さんは犯罪者としての扱いを受けた上に捺印と写真撮影を強要された。そして身柄拘束や金銭恐喝などの迫害を受け、さらに磐石市刑務所に拘禁された。その後、通遼市保康鎮の関連部門が、譚さんたち2人を通遼市の娘の家へ連れ帰ったが、地元警察は譚さんの娘の反対を押し切って、再び譚さんと瞿さんを派出所まで不当連行した上、譚さんのかばんの中の所持品を没収した。