【明慧日本2012年5月8日】吉林省通化市に居住していた法輪功修煉者・趙新冬さん(38歳男性)は、1998年に修煉を始めたが、2000年に中央政府に法輪功の潔白を訴えるため上京した。それ以来、わずか1年のうちに、労働教養処分を下されて残酷な拷問を受けた。趙さんは甚大な苦痛に晒されて心神喪失状態に陥り、自立生活ができなくなった。
趙新冬さん
2001年、趙さんは釈放を許され収容施設を出たが、すでに精神障害になるまで迫害されていた。家まで無事に戻ることができたものの、心身ともに健康の回復が一向に見込めなかった。精神異常のために記憶を喪失したようで、趙さんは自分の受けた迫害事実を話すことができず、時々独り言で、かつて連続3カ月の間「死人ベッド」に縛られたまま鼻から灌食されたと話していた。
拷問の実演:鼻から灌食される
趙さんは失踪する前に精神上の重病を患って仕事ができず、さらに苦しい生活を強いられていた。にもかかわらず、依然として当局に相次ぎ嫌がらせなどで苦しめられ、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、心身ともに限界に達し、健康状態がさらに悪化した。そして2009年6月26日朝、家を出てから帰って来なくなり、未だに行方不明になっている。