【明慧日本2012年5月11日】天津市北辰区に在住の法輪功修煉者・滑連友さんと妻の田宗麗さんは、2012年4月24日、紅橋区佳栄道派出所によって不当な家宅捜索を受け、家を荒らされた上、一部の家財を没収された。その後、夫婦は共に北辰区留置場へ連行された。
滑さん夫婦は1997年に法輪功を始め、修煉を続けるにつれて心身ともに恩恵を受けた。1999年、滑さんは自動車事故の被害を受けて骨折したが、事故を起こした相手に弁償さえ請求せず、相手の過ちを許したため、相手は滑さんの高い道徳心に感銘し、法輪功の素晴らしさを讃えた。また滑さん夫婦は、職場ではよく仕事をこなし、上司から高い評価を受け、優秀社員として表彰された。しかし2001年2月頃、夫婦は当局により不当に連行され、滑さんに懲役5年、田さんに懲役4年の不当判決が宣告された。その時、滑さんの高齢の母は、体が不自由ながらも、息子と嫁の釈放を求めて、公安局や検察庁、収容所の間を往復していたが、いずれも当局に口実をつけられて追い払われた。
一方で滑さんの子供は当時わずか11歳だったが、両親が当局から嫌がらせ・不当連行・脅迫などを受け、親と離れ離れの生活を強いられたため、両親が拘禁されて以来、学校や社会から重度のプレッシャーを受けたという。
収容所で滑さんは6年の獄中生活を強いられ、残酷な拷問を受けて心神喪失状態に陥った。家へ帰された後、滑さんはますます精神的に不安定となり、汚水さえわからないまま飲んでしまうほどに精神状態が悪化した。収容所の中で、滑さんは毒物を注入されたのではないかと思われる。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)