【明慧日本2012年5月13日】サンフランシスコでは4月25日の晩、大雨が降った。しかし、ベイエリアの300名前後の法輪功修煉者は在サンフランシスコ中国領事館の前で集り、中国史上最大の陳情活動――「4.25」を記念した。
法輪功のスポークスマン・張雪容さんは、「今晩、ベイエリアに住む数百人の修煉者は黙々と領事館の前で集まっています。13年前、法輪功修煉者らは同じく「国務院陳情受付事務室」の前に黙々と集まり、政府に人権を要求しました。今、大雨が降っていますが、雨の後は晴天が訪れるものです」と語った。
法輪功修煉者・卜東偉さんは13年前の北京陳情に参加した経験を持つ。「私たちは平和的かつ理性的な手段で、煉功できる環境と自由に法輪功の本を読む権力を求めました。度を越えた要求は一つもありませんでした。当時、政府がこの事をうまく対処していれば、その後の対立は恐らく、あれほど大きくはならなかったと思います」
卜東偉さんは法輪功の修煉を放棄しないという理由で、懲役3年の判決を下された。「法輪功、キリスト教家庭教会、および自宅を強制的に取り壊されて、やむなく陳情をせざるを得ない民衆に対する抑圧は、中国の法制度を破壊したと同時に、中国の伝統的な道徳をも破壊してしまったため、中国社会に対する殺傷力は極めて大きなものでした」
例年の集会と同じく、法輪功修煉者達は「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」、「法輪功を迫害した江沢民、周永康らを懲罰しよう」などの横断幕を掲げた。集会は夜10時に終わった。
(続く)