【明慧日本2012年5月16日】七台河市公安局の国保(国家安全保衛)大隊の大隊張・陳挙は、2012年5月3日午前、新城区派出所の警察や街道弁事所(中国の行政の末端機関)の役人など合わせて10数人を率いて、地元住民の家々に強行に押し入り、衛星受信アンテナの取り締まりを行い、アンテナが設置されていれば本体を差し押さえた。多数の住民が被害を受けたという。
事件の目撃者によると、地元警察は令状の提示もなく民家に押し入り、衛星受信アンテナを見つけると、確認もせずに「新唐人だ」などと声を上げ、居住者の反対を押し切って、強引にアンテナ本体を取り外したという。また不在の場合、警官らは壁を乗り越えて窓やドアの鍵を破壊して侵入したが、その際に、近隣の住民に発見され、「やめなさい」などと指摘されても、それを無視したという。
この迫害に加担したのは、新城派出所の警官らは事件発生前の4月末頃、衛星受信アンテナを取り付けている民家を調査し、取締りの対象として情報を収集していた。
訳者注:新唐人テレビとは米国ニューヨークに本部を置き、中国のニュース、政治経済や伝統文化の報道、ドキュメンタリーなどを通して、中国共産党に封鎖された中国の真相を全世界の人々に伝え、独自の情報網によって、他マスコミでは報道されない中国の真実の姿を報道する独立テレビ局である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)