【明慧日本2012年5月18日】甘粛省蘭州市・科学地震局に勤務していた法輪功修煉者・曹丹桂さん(60代女性)は2002年、城関区皐蘭山洗脳班に不当に連行された。同施設で、夜、酒に酔った監守らに部屋に忍び込まれ、精神的脅威で曹さんは病にかかった。さらに龔家湾洗脳班で迫害され、自立生活ができなくなり、心身ともに大きなダメージを受けた曹さんは2008年11月19日、無念な思いを晴らせないまま、死亡した。
曹丹桂さん
曹さんは、龔家湾洗脳班に拘禁されていた間、法輪功を放棄する旨の書面「三書」にサインすることを拒否し、修煉者としての強い意志を貫いた。そのため、監守らの恨みを買い、8日間にわたる吊るし上げの拷問を受け、スタンガンで電気ショックを加える、暴行を加えるなどの迫害を18日間も続けられた。その間、暴行されて歯がぐらぐらし、睡眠の剥奪、トイレに行くことも禁じられた。日々拷問され、長期間、独房に監禁されたことが、曹さんの死に繋がった。
龔家湾洗脳班は、甘粛省でもっとも迫害のひどい拠点で、10数年来、各種の卑劣な手段を用いて400人以上の法輪功修煉者を迫害し、人権を蹂躙したうえ、多数の修煉者を迫害し、死亡させたことで知られている。また、表向きには教育学校を装い、迫害を隠蔽するための偽装工作で外界を騙そうとしている。法輪功修煉者・劉植芳さん、銭世光さん、鄭鳳茹さん、毛亞萍さん、趙穎哲さん、張明海さんなどは、この施設で命を奪われた。