【明慧日本2012年5月19日】四川省楽山県に在住する法輪功修煉者・鄧建剛さんは、五馬坪刑務所ですでに4年の獄中生活を強いられている。その間、施設内で各種の拷問を受け、吐血などひどい症状が出たため、今月4日に病院へ運ばれた。命に危険があると診断され、四川省司法警官総病院に入院し、更なる治療が必要な状況に至った。
2012年3月末、当時の鄧さんは、まだ元気であったが、4月13日に突然、血を吐き、話す気力さえなく、恍惚とした状態になった。にもかかわらず、病院へ運ばれた後もじっと動かないようベッドに縛られていた。
病院側は、鄧さんを拘禁していた施設に、鄧さんの危篤状況を報告した。しかし施設側は、そのたび、鄧さんの釈放を勧告されたが聞かず、死の淵に立たされた鄧さんの安否を心配する病院側の勧告を拒否し続けた。また監守らの間では、肺結核と診断された鄧さんは重病患者ではないと言う人や、鄧さんが転向しない限り出所は無理だと言う人もいた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)