【明慧日本2012年5月23日】1999年7.20以後、中共が法輪功とその修煉者への迫害を強める一方で、法輪功修煉者・伏承友さん(66)の一家はこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同様に、公安局や610弁公室から嫌がらせ・拘禁・恐喝などの迫害を受けてきた。
2002年7月2日、海城市南台公安局は、無実の伏さんを留置場へ送り込んだ。伏さんは施設で命の危機に晒されるまで迫害を受け、その後家へ帰された。しかし、わずか数日後、警官等は伏さん夫婦、2人の息子とその嫁、2人の孫の家族8人を一斉逮捕し、公安局で全員の身柄を拘束した。それ以降、伏さんは更なる迫害から逃れるため、また、家族が被害を受けないようにするため、家を遠く離れて放浪生活を余儀なくされた。しかし結局、伏さんの妻は、当局から迫害を受け、また夫と離れ離れの生活をせざるを得なくなり、さらに家族全員が甚大な苦痛を強いられ、家庭が崩壊したことにショックを受け、体調を崩して命を失った。享年わずか58歳であった。
2011年6月28日、警官らは、伏さんの家に立ち入り、家族に伏さんの行方を言うよう脅迫した。警官らは家族の返答が気に入らなかったため、わずか9歳の子供2人に対して、尾行や脅迫、嫌がらせなどの迫害を加えた。
2011年11月28日、警官と役人らは、伏さんの息子を拘束した。伏さんの行方を言わせるため、伏さんの息子は罪もなく24時間勾留された。
伏さんの息子の嫁・石月嬌さんは、元英語教師であったが、修煉を放棄しないという理由で、2004年11月頃、洗脳班に不当に連行された。また、職場の学校から無断で解雇されたり、地元政府から追放されるなどの迫害を受けた。
伏さんは、2011年11月28日、盤錦市大窪県で警察に拘束され、12月には懲役7年の不当判決を宣告された。伏さんは2012年4月5日から大連南関嶺刑務所での不当拘禁を受けていたが、5月7日に姚家刑務所へ移された。伏さんは拘禁されて以来、面会を禁じられるなど、基本的な人権すら認められず、人としての尊厳を蹂躙された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)