文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年5月29日】先日、心を静めて学法することができず、目は文字を追い、口では法を読んでいましたが、頭の中には、いつの間にか各種の考えが浮かんできました。私は、これらを意識できたので、無理やり自分を制御してみましたが、またいつの間にか浮かんできて、常に注意力が分散し、とても焦りました。心を静めて学法することができなければ、法に同化することができないばかりか、師父に対しても、法に対しても不敬になります。私は非常に焦り、これは邪魔であると認識し、いくつかの方法を試みましたが、根本的に問題を解決することができず、状態が少し改善されても、しばらくするとまた良くない状態が現れました。数日前、学法する時、また注意力が分散し、自分に対して私はとても怒り、悩みました。そして私は突然「邪魔だとわかっているのに、どうして正念で取り除かないのか?」と思いました。この念は、急いで自分を正そうする私の心を見て、師父が与えてくださったのだと思います。
そこで私は、本から手を離して目を閉じ「意念の中で自分の思想の中の良くない念、業力と良くない観念、或いは外来の邪魔を根絶します。これらの良くないものは死ねと念じれば、根絶されるのです」(『導航』「二〇〇一年カナダ法輪大法法会での説法」)を繰り返し3回念じました。それから、本を手にして、引き続き学法したところ、非常に良い効果が得られ、頭の中は清らかになり、再び雑念が生じることもなく、しかも法を読む時、まるである大きな力に導かれているようでとても順調でした。
私が法を読む時、私たちの異なる空間での各層の身体も絶えず法に同化し、各層の異なる空間での身体の業力、観念も絶えず取り除かれていきます。しかし、業力、観念も生命体であり、取り除かれたくないため、各種の方法で邪魔をしてきます。この時、私たちがそれを邪魔だとはっきりと認識し、正念で取り除き、心を静めて学法できるようにしなければなりません。かつて明慧ネットに掲載された文章の中に、ある同修たちが学法する時、心が静まらない状態が存在していると述べていたことを思い出し、自分の僅かな体験を書き出して、同修たちの参考にしていただきたいと思います。同修たちが邪魔を排除し、心を静めて学法することができ、絶えず自分を正して大法に同化し、向上することができ、師父が法を正されることを手助けする路をしっかり歩むことを望みます。
以上は個人の僅かな体験です。不適切なところは、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。