警官は何の書類も提示もしないまま、任さんを洗脳班に拘禁した。そして、任さんの家族に通知しなかった。しかし、任さんは家に90歳過ぎの要介護の親がいるため、任さんは自身が拘禁されたことを家族に通知するよう強く要求した。
任さんは、1999年7.20の少し前に法輪功を修煉し始め、病弱だった任さんは修煉を通じて健康を取り戻した。2001年、任さんは北京へ行き、中共政府の陳情受付機関を訪ね、法輪功の真相と、法輪功の修煉で心身ともに元気になった自身の体験を話したが、それが理由で、1年の労働教養処分を下され、何湾労働教養所に収容された。
労働教養所で任さんはいわゆる「転向」を拒否したため、さまざまな迫害を受けた。教養所側は、任さんと家族との面会はもちろん、家族が任さんに持って来た着替え、お金さえ受け取ることを許されなかった。任さんは毎日朝7時から夜12まで、重労働を強要された。任さんは奴隷のような労働を拒否し、家族との面会を要求したことで、まる1日、高いところに吊るし上げられ、また、3日間地面に手錠で固定された。そのため、任さんの両腕肩甲骨が恒久性損傷になってしまい、両腕が胸部までしか上げられず、服を着るのも手助けがなくてはならなかった。