【明慧日本2012年5月31日】湖南省に在住の法輪功修煉者・鄧長福さん(60歳男性)は、1998年から法輪功を修煉し始め、心身ともに恩恵を受けた。しかし、1999年7.20以降、中国共産党は法輪功への弾圧を開始した。鄧さんは人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、2012年3月1日に自宅で、城西派出所の警官4人に不当に連行された。その後、鄧さんは留置所に22日間拘禁され、釈放された。
鄧さんは城西派出所で尋問された時、警官に殴られ、壁に体をぶつけられた。3月2日、2人の警官が毒のついた針で鄧さんの指を刺した。その後、鄧さんは食事をとることができなくなり、22日間で3回しか食事を取れなかった。鄧さんはめまいの症状が現れた。
鄧さんが拘禁されてから15日目、鄧さんは他の留置場に移送される前に、病院で身体検査を受けさせられた。脈拍数は1分間110回から160回で、ひどい肺結核の症状もあったため、留置場に入所を断られた。しかし、その後、警官から「毒針を刺したからだ。長く拘禁しないから、とりあえず彼を引き受けて状況を見てから決めてくれ」と言われ、鄧さんを引き受けた。
しばらくして、鄧さんは釈放されたが、体はひどく痩せていて、顔色も悪い。
湖南省に在住の法輪功修煉者・張志明さんは2010年9月、洗脳班に連行され、強制的に黄色の正体不明な薬を飲まされ、その場で気を失った。張さんは釈放されたあと、頭痛に悩まされるようになり、唇もしびれる状態だという。張さんは2011年4月24日夜、自宅で他界した。目撃者によると、張さんは死後、左の頬と耳が充血して、首が青くなっていたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)