【明慧日本2012年6月1日】遼寧省瀋陽市に在住の翟(てき)輝さん(50)は、法輪功を学んで鼻炎や胃腸の病気が全快し、食品関係の会社では研究開発部門の優秀なエンジニアとして上司に信頼されていた。
翟輝さん
2012年4月15日、瀋陽市沈河支局と濱河派出所は互いに結託し、翟さんの家に侵入し、衛星受信アンテナやコンピュータなど高額の電化製品を没収した。その時、家にいた翟さんの子供は、未成年ながらも、「国家秘密漏えい罪」を口実とした警察の捜索行為に対し、子供にはこれらの騙す手口は通用しないと抗議した。にも関わらず、十数人の警官らは翟さんを不当に連れ去った。
翟さんは、沈河区留置場へ収容されて以来、面会を許されなかった。家には病気の母と未成年の子供が残されているが、依然として家族は翟さんの安否を心配し、一日も早く戻ってくることを願っており、皆が苦しい生活を強いられている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)