文／山東省徳州市の大法弟子

　【明慧ネット2012年6月3日】十月のある日、数名の同修達が交流体験会を行いました。その体験会で、ある同修が心性を修煉する体験を語りました。

　一、なぜ私はこのことを聞いたのか

　A同修は田舎にいるB同修の家を訪ねたとき、A同修はB同修の畑の柔らかいとうもろこしを取りに行ってあげると言いましたが、彼女は時間がないと思い、断りました。その日、B同修は2人の常人と一緒に畑に行きました。畑に着くと、常人は自分の畑のとうもろこしが盗まれていることを発見し、すぐ泥棒のことを罵りました。B同修は、もし自分だけ悪口を言わなかったら、その二人の常人はたぶん自分のことを疑うと考え、一緒に悪口を言いました。しかし帰ってから、正しくないと思い、協調人とこの事を話しました。協調人はB同修が既に自分の過ちを認識しましたから、同修を責めませんでした。この事について、皆と交流しました。最後に、皆も同じ答えを得ました、それは修煉者が人に悪口を言うのは正しくありません。ただし、A同修も自分を探すことを忘れてはなりません。なぜその事をあなたは聞いたのでしょうか。自分自身にも、そのような利益への執着心や、他人に対する悪い考えを持ってはいないでしょうか？

　二、2年間のわだかまりを取り除いた

　数年前、まだ邪悪の勢いが激しかったとき、ある地区の同修が警察に不法に連行されました。邪悪を暴露して同修を助けるために、当地の同修達はたくさんの資料を作りました。資料の中に、警察の写真がありました。同修達は資料を製作し、配り、派出所へ同修を釈放するよう要求しに行く同修もいました。派出所の警官は怒りながら「お前らは他の法輪功修煉者を釈放すると言う勇気があるか。俺の写真をこんなに大きく載せて、少し懲らしめてやろう！」と言いました。ある同修はびっくりして、つい「○○さんが80枚をくれましたが、私はまだ配っていませんよ」と言ってしまいました。

　その後、同修（○○さん）はその事を聞いて、怒りました。彼女は心の中で、「あの同修は修煉者なのか？　むしろスパイではないのか？　私を通報したのではないか？」と考え、その後の2年間、あの同修との協力はもとより、心のなかで何時までも憎みを持っていました。しかし、師父の『オーストラリアの弟子への説法』のビデオを見て、彼女は真剣に内に向けて探しました。同修はなぜ警察に自分の名前を言ったのでしょうか？　やはり自分には恐れる心があったのでしょうか？　なぜ一回に80枚を渡したのでしょうか？　やはり恐れる心ではないでしょうか？

　自分の不足が分かった後、彼女は自ら同修に過ちを認め、2人で交流した後、お互いに過ちを認識し、わだかまりを取り除きました。2人は協力して、このことを良いことに変えました。

　同修の交流を聞いて、他の同修も自分の不足を探し、みなが正念を強くし、一体になりました。