【明慧日本2012年6月8日】中共(中国共産党)による法輪功への迫害のため、白銀市に居住していた法輪功修煉者・劭世祥さんは留置場で監禁中に各種の拷問を受け続け、今年3月22日に死亡した。享年60歳。
2012年2月頃、劭さんは蘭州大沙坪刑務所の門外で人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、白銀公安局まで強制連行された。そして、白銀留置場で不当拘禁を受けていたが、拘禁中に監守らによって殴る蹴るの暴行をさんざん加えられた。さらに精神病院へ移された後、有毒の薬物を8本も繰り返し注射され続け、言語障害になるなど、もうろうとした状態が続いた。
拷問の実演:有毒の薬物を注射される
留置場側は2010年4月1日、劭さんが施設内で死亡した場合に責任を追及されることを恐れ、劭さんを釈放した。重篤に陥った劭さんは、留置場ではずっと治療を受けることができなかった。家に返された時にはすでに息も絶え絶えで、全身には数箇所の傷跡が残っていたという。家に戻って1ヵ月も経たずに、劭さんはやつれて見る影もなくガリガリに痩せ、無実の罪を晴らせぬまま無念にもこの世を去った。