【明慧日本2012年6月10日】公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本中部交流会が今月2日、名古屋学生青年センターで行なわれた。会議の中で法輪功修煉者・西村麗子さんの母親・朱春菊さん(修煉者)が法輪功を修煉しているという理由で、中共(中国共産党)当局に不当に懲役6年の実刑判決を宣告されたことに言及し、朱さんを早急に救出するよう参会者らに呼びかけた。
西村さんは、アムネスティの協力に感謝すると共に、母親のことについて以下のように紹介した。
西村さんは「私は中国の黒竜江省ハルビン市方正県の出身です。母は多種の病気を患っていましたが、家が貧しくて、治療するお金もありませんでした。しかし、母は運よく法輪功と出会い、修煉を始めました。そして、全ての病気が治療もせずに完治しました。1999年に、法輪功が中共(中国共産党)当局から迫害を受けるようになってからも、母は修煉を止めることなく続けていました。2011年8月16日、母は法輪功を修煉しているという理由で不当に連行されました。同年11月3日、中共は形式だけの裁判を行い、母は懲役6年の実刑判決を宣告されました。今、母の安否をとても心配しています。日本政府をはじめ、人権団体、善良な人々に呼びかけます。母が一日も早く自由の身となりますように、支援の手を差し伸べてください」と呼びかけた。
西村さんの状況紹介と呼びかけを聞いた静岡県及び名古屋市の参会者から、「是非、我々の会議で朱さんの事を詳しく紹介してほしい。彼女の母親の早期釈放に尽力したい」と申し出があった。会議の参会者のほとんどが、その場で中国の国家主席・胡錦濤氏宛に、朱さんの早期釈放を要求するはがきを書いたという。
当日の会議には、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本の事務局長・若林秀樹氏、理事・庄司香氏も出席された。