文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年6月9日】邪悪の迫害により体調の悪い状況が長い間続いたため、家族の同修や周りの常人にも良くない影響を与えてしまい、家族(同修)の修煉状態も良くなかったのです。最近、学法グループで交流している際に、一人の同修が発正念の要領について触れました。そして正時の全世界大法弟子の同時発正念の時に、何を考えて行っているかについて、私と母親(同修)に聞きました。最初、私は長年発正念していて、これくらいのことは当然わかっているし、いまさら取り立てて聞かれることはないと思いました。同修が座禅し、発正念の「片手立掌」の手印をしながら自分がどのように発正念をしているかを教えてくれましたが、私はすぐに彼女の話に割り込み「私もこのように念じているよ!」と反論し、自分がどのように発正念しているかを話し、同修が教えてくれたこととさほど変わりはないと思いました。
しかし、同修が両手で結印し自分の空間場を正す時、心の中で念じているのは「意念の中で自分の思想の中の良くない念、業力と良くない観念、或いは外来の邪魔を根絶します。これらの良くないものは死ねと念じれば、根絶されるのです。」です。これは『二〇〇一年カナダ法輪大法法会での説法』の原文であり、しかも念じる時に一文字も間違ってはいけません。そうしなければ師父と大法に対する不敬であり、大法の神聖なる威力が現れることができません。しかし、私が念じていたことは、すべて似ているようですが自分の言葉でした。
また、片手立掌の手印をする時に、同修が頭の中に考えているのは明慧ネット2001年11月26日の通知『正念を発することについて』の「正念を発する時、自分が佛道神であるように想い、宇宙の全ての正の要素のために責任を負い、確固として邪悪を根絶しなければなりません。また自分を天に届く体の巨大な神にイメージしてください。精神を集中して、最も純粋で清らかな、確固とした正念を発してください」です。その後、師父が教えて下さった発正念の口訣「法正乾坤、邪悪全滅」を念じ、意念を強め、集中して「滅」を念じます、「滅」の文字は宇宙天体と同じ大きく、すべての空間に含まれないものはなく、漏れるものはありません!
同修と交流した後、私たちはすぐに家に帰って、明慧ネットが2005年3月10日に発表した『正念を発する時の要領と全世界同時に正念を発する時間について(更新)』をもう一度読み直し、そうして師父の発正念に関する経文『正念』、『正念で黒い手を根絶する』、『正念の作用』、『二〇〇四年米国西部法会での説法』、『二〇〇三年米国中部法会での説法』をもう一度家族と勉強し、発正念の間違いを正しました。
今、私はすべての正時に時間があれば、発正念をしています。以前、要領が間違っていた時とは天地の差があると感じています。15分間、頭のてっぺんから首の裏側、胸、背中から下腹部まで火に焼けるほど熱く感じるのです。そして、長年発正念していたのに、始めて心身ともに入静し、頭がとても冷静でありながら他のことを一切思い出せず、ただ師父が教えて下さった「法正乾坤、邪悪全滅」の口訣しか頭にありません。以前、発正念の時に私たちは多くの内容と人の名前を考えて、後はずっと口訣を念じていました、大脳は一分たりとも休んだことがありませんでした。こうしないと落ち着かないと思いました。師父は2003年4月20日に『大ニューヨーク地区法会での説法』の中で、このように教えて下さいました。「正念を発する時にいつも口訣を念じているのではありません。一回念じれば良いのです。それで作用が働くようになります。特殊な情況の場合、静かになることができず、もう一度正念を調整するのはしても良いのです。しかし、それも一時的なことです。本当に静かになることができる時、その一念で十分天地を驚かし、できないことは一つもありません。すぐにあなたが覆っている範囲内の全てを定め、抑制してしまうかのようになります。あなたは一つの山のように、すぐにそれらを抑制することができます。考えがいつも落ち着いていなければ、それはいけません。落ち着いていなければこれをやり遂げることができません」
なるほど、私は発正念の効果を全く得ることができなかったばかりでなく、大法弟子が行うべき「三つのこと」の中の一つ、発正念に対して潜在的に抵抗する感情さえもあり、自ら進んでやるのではなく、発正念の時間になると受身的にそれを対処してしまいました。目からウロコです。私の発正念の要領そのものが根本的に間違っていました! よくよく考えてみたら分かりました、師父が説かれたのが法であり、威力は計り知れません! 私達が座禅して口訣を念じ、発正念をするように見えても、実は法を正すことのすべては師父が行なわれているのではありませんか?
長い間、家族の同修も私と同様に発正念しています、学法に集中できないこともさることながら、発正念の要領も心得ておらず、これらのことに対していつも形式的に任務をやり遂げればよいというように対処しています。自分の空間場自体を正すこともできないのに、神通力を発揮して宇宙の邪悪を取り除くことはなおさらです。もし自分自身が厄介なことに縛られたら、衆生を救い済度することはどうしてできるでしょうか? 本当に恥ずかしいと思いました!
師父が同修の口を利用して私達に教えて下さいました、やっと長年の誤りを認識し、直すことができました。今、私は一刻も猶予なく、自ら進んで正しい要領で発正念することは勿論のこと、すぐに入静できますし、15分経っても発正念をやめたくないのです。
本文を書いたのは、自分の発正念に対する認識を改める意志を伝えるだけではなく、私と同じように発正念することを重視していない、或いは重視していてもその厳粛性に認識が足りず、ずっと誤った要領で行なっている同修達に、毎日時間や精力を費やして行なっているのにも関わらず、同じ間違いを起こさないように注意喚起をする為です。みなさんも明慧ネットから、『正念を発する時の要領と全世界同時に正念を発する時間について(更新)』をダウンロードし、もう一度読み直してみてください。真に厳粛に発正念を行わない限り、師父が法を正すことを手伝うこともできないし、衆生を救い済度することもできません。
以上は個人の悟りですが、法に基づいていないところがあれば、同修達の慈悲なる指摘をお願いします。