【明慧日本2012年6月15日】湖北省黄石市に在住の法輪功修煉者・駱文さんは2007年3月27日、西塞山区610弁公室、澄月派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。拘禁されていた時、駱さんは八卦嘴留置場の警官らに頭を蹴られ、気を失い聴覚を失った。その後、流浪していた。
2011年7月19日、駱さんは深セン市で連行され、8月中旬に黄石第一留置場に拘禁された。9月上旬、同市公安局の警官が駱さんの妻に逮捕状に署名することを要求したが、拒否された。
2011年11月14日午後、駱さんの妻と弁護士が記録文書を調べるため同市検察庁へ行った。しかし、検察庁の関係者に「610弁公室に聞かないとだめだ」という理由で拒否された。「この件が検察庁に届いているならば、当事者の弁護士としては、記録文書を調べる権利がある」と弁護士は主張したが、検察庁の関係者はまた「責任者がいない」などの理由で、記録文書を調べることを許さなかった。
同市の法院(裁判所)は今年の5月下旬に駱さんを尋問する予定だったが、5月21日、弁護士が留置場に駱さんに面会した時、駱さんは二人に支えられ、頭を垂らし、腰が90度に曲がったままに出てきて、憔悴して一言も言えなかった。
駱さんの状況を見て、弁護士はすぐ駱さんの妻と法院へ行き、駱さんを保釈する資料を提出した。しかし、法院の関係者は駱さんは大丈夫だと言って、保釈を拒否した。駱さんの妻は「もし私の夫に何かあれば、絶対に上告する」と法院の関係者に伝えた。現在、駱さんはすでに10カ月以上拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)