文/貴州省の大法弟子
【明慧日本2012年6月15日】学法を通して、同修がタバコを止められないのは、皆に関係があると認識しました。その男性同修のことを話すとき、皆は非難と不満がいっぱいで、同修の立場から考えていなかったのです。実際には、私たちが同修に非難や文句を言っている時、絶えず悪い物質を同修へ送っていたのです。特に旧勢力は同修が同修を責めたり、嫌ったりすることを一番喜んでいます。師父は『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』の中で、「あなたの考えがある種の生命と一致すると、その生命はすぐさま作用を働きますが、あなたは自分の考えの根源がどこにあるのかが分からず、自分がそうしたいからだと思ってしまいます。実は、あなたの執着はそれらに作用を働かせたのであって、それによってあなたの執着を強めたのです」とおっしゃいました。
師父は『ヨーロッパ法会へ』の中でも、「あなたが遭遇したすべては偶然ではないのではありませんか? あなたは神の道を歩んでいるのではありませんか? 本当に聞こえの良いことばかり言われて、大法弟子が皆あなたを喜ばせることを言ってくれてはじめて、修煉したいと思い、向上できると思っているのですか?」と、おっしゃいました。この経文を何度も繰り返し学んでから、同修がタバコを止められないのも、私たちのせいで起こったことだとわかりました。皆は彼がタバコを吸うことにあまりにも執着して、非難して不満を表し、全ては彼が間違っていると思っていました。
私たちは学法を通して、実はこれは全部彼が間違ったのではなく、師父は皆の執着を取り除こうとしておられると認識しました。同修の立場から考えてみると、彼は50数年もタバコを吸ってきたので、すぐに止めるのは難しくても、きっと師父の按排でタバコを止められると信じました。それ以来、皆が彼に向けたのは関心と励ましで、法理の上でどうすればタバコを止められるのかを彼と交流しました。彼も自分で明慧ネットにあるタバコを止めた内容の交流文章を見て、まもなく本当にタバコを止めました。今、この男性同修(75)は家で資料拠点を作っています。
この事を通して、皆は修煉の道で大きく向上し、他の同修も心性の上でそれぞれ進歩がありました。家族との関係が良くなった人、他人からの指摘や非難を受け入れられるようになった同修もいて、今、皆がどのように内に向けて探せばよいかが分かりました。私たちは自分で法を学ぶだけでなく、同修たちを見て、比して学び比して修さなければなりません。
心性が向上するにつれ、真相を伝えることにも大きな変化が起こりました。特に同修の叔母さんは師父と法を信じて、心性が向上するにつれて、師父の按排と同修の助けのもと、やっと病気の関を超えることができました。彼女はいつも「私の命は師父が修煉するためにくださり、人を救い済度するためにくださったのです」と言いました。天気が悪くなければ、彼女はいつも外へ行き、自らが体験したことや真相を伝えて、法を実証します。彼女を見た人は、みな彼女は以前よりも若く見えると言いました。叔母さんは、昔の友達、近隣の人たち、そして以前の同僚を直接訪ねて真相を伝え、法を広げましたので、今はたくさんの新しい友人が修煉を始めました。
親戚や友人たちは彼女の情況から、法輪功が素晴らしいと分かり、中共に不法に迫害されたことを知りました。現在では、叔母さんの娘、義理の息子も修煉を始めました。特に、彼女の息子と離婚した前の義理の娘は、わざわざ家に帰って大法の本を受け取り、法輪功を学ぶようになったのです。叔母さんは自分の娘と息子に永遠に法輪功を覚えさせるために、記念として一家族ずつに布団を作ってあげました。息子と娘に「あなたたちは布団を使うたびに、法輪功を思い出して感謝してください。師父と法輪功がなければ、母さんはいないのです。この家はないのです」と言いました。彼女は家族の皆に真相が書かれた紙幣の使い方を教えました。叔母さんの夫(修煉していない常人)は人に会うと、師父と法輪功が妻を救ったことを話しています。
私たちが真相を伝えた最初の数年間、たくさんのチラシやビラを配ったり貼ったりしましたが、正法の進展と世の変化についていくため、そして師父が何度も私たちに人々を救い済度することは大法弟子の使命であり、しかも頑張らなければならないとおっしゃったため、私たちは勝手にやってはならないし、真面目にやらなければならないので、真相を伝える方法を改良しました。
真相紙幣は師父が認められた一つのプロジェクトであり、紙幣は捨てることができません。社会で広く流通させることができます。そのために私たちは真相を伝えるために、真相紙幣を採用しました。
私たちが真相紙幣を使い始めたときは、1元ばかりを使っており、書かれた文字も少なく、使う時に幾分恐縮していたのですが、法を絶えず学び、正念を発し、自分を修めて、私たちは真相の書かれた紙幣をミニチラシのように作って、1枚の紙弊に一つのことだけ書きました。
できるだけわかりやすい内容で、目立つ黒い文字を使いました。現在私たちが使っているのは1元、5元、10元、20元の紙幣です。それらが書かれた紙幣の受け取りを断った人は少ないのです(断わられたら、そこでものを買わないので、断る人は少ないのです)。たまに外へ出かけて真相を伝えた時に、真相紙幣のことを話題にすると、相手はすぐに真相が分かるようになりました。
ここで、ある読み書きのできない年配の同修が真相紙幣を使った体験を話しましょう。彼が買い物に行ったとき、店の人は紙幣の上に文字が書かれているので受け取りませんでした。この同修は「紙幣に何が書いてあるのか読んでみてくれませんか」と言うと、店の人は本当に読んでくれました。その後、同修はまた意味を説明してくれないかと言いました。店の人は「この意味はね、共産党がもうすぐ終わるから、人に党、団、隊を脱出するようにと勧めていますよ」と話しました。同修はそのあとに続いて真相を伝えました。聞き終わった後、店の人はその紙幣を受け取りました。最近、私たちは紙幣にこの地区の洗脳班のことを印刷して、実態を暴露しました。
私たちの学法グループは長年の紆余曲折を経て、徐々に成長しました。この数年来の一番大きな感想は、集団学法の環境の中で互いに助け合い、比して学び比して修し、一緒に向上することができたことです。ですから、私たちの学法グループでは、偽経文などにより法を混乱させるようなことは、一度も起こりませんでした。
もちろん私たちの学法グループでは、他にたくさんの同修が「三つのこと」を良くやってきましたが、紙面の都合によりここまでしか書けません。実際には、私たちはどんなことをやるとしても、それは私たちがやるべきことだと思います。もし師父がおられなければ、もし大法がなければ、私たちは何もできません。もちろん私たちはまだ修煉しているので、たくさんの不足があります。学法グループの中で衝突もあり、同修間の隔たりや、人心への執着などもありますが、これらのことは今後の修煉の中で取り除くべきだと思います。私たちがしっかり法を学んで、内に向けて探し、自らを修めさえすれば、師父の按排の下で、必ず不足なところを取り除くことができます。私たちは必ず正法の進展についていき、共に向上して、使命をまっとうできるよう頑張りたいと思います。
師父、ありがとうございました。同修のみなさん、ありがとうございました。
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)