【明慧日本2012年6月18日】慈悲で偉大なる師父、同修の皆さん、こんにちは。
私は非常に幸運にも、中国共産党が大法を迫害する直前の1999年に大法を得ました。2002年に大法の真相ビラを発送する際、私は悪人に拘束され、不法に懲役7年の刑を下されました。この7年間の迫害の中で、私は正念を用いて何度も迫害を阻止し、九死に一生を得、最終的に刑務所から出られました。以下に第八回大陸大法弟子修煉心得交流会の機を借りて、自分の修煉体得を書き出して、師父へ報告すると同時に同修と交流したいと思います。不適切なところがあれば、同修たちは慈悲に正しく指摘してください。
一、やっと発正念の重要性が分かった
以前、私は発正念を重視せず、刑務所の中で何年間も迫害されても、ずっとそうだったので、普段正念を発することも少なく、発しても形だけで意識が集中しませんでした。これによって、私はさらに大きな迫害を受けました。私はいつから発正念の重要性が分かるようになったのでしょうか?
ある日、邪悪は私を転向させるため、大いに力をいれて再び私を迫害しようとしました。彼らは計画をすべて立てた後、私を小部屋に監禁し、迫害しようとしました。当時、私はこのように思いました。「これらの邪悪は以前、私を転向させるために残酷な手段を用いたが、今回再び、大いに力をいれて迫害しようとしている。私は依然として堅持できるだろうか?」この時、私は突然、発正念を思い出しました。それから毎日、私は『洪吟』を暗記し、正念を発しました。するとある日、一人の囚人が自殺しました(これは最も刑務官の頭を痛くさせることです)。刑務所はこの事を処理するため、2カ月間この小部屋に私を閉じ込め、迫害する暇がないままに、私をこの部屋から出しました。しかし、これが正念の威力であることは、当時の私にはまだわかりませんでした。
またある日、邪悪は私が煉功するのを阻止しようと、多くの人を使って私を苦しめました、彼らは私に手錠をかけたり縛りあげたりしたため、身動きが取りたくても取れませんでした。この時、私また発正念を思い出しました。すると、刑務所の中にまた事件が発生し、刑務官らは追い詰められ、私を迫害する時間と精力がなりなりました。ある囚人は言いました。「本当に不思議だ。刑務所が毎回、力をいれてあなたをやっつけようとするときに、かならず他のトラブルが発生する、あなたを劫難から逃れさせるためだね」それを聞いて、ぽかんとしましたが、よく考えてみれば、確かに毎回、こんなにタイミングが良いのは、まさに正念の作用ではないでしょうか?
この時、私はまた、刑務所に入って間もない時に起きたいくつかの出来事を思い出しました。私は刑務官に事務所まで呼ばれ、入り口の前で「報告!」と大きな声であいさつしてから入るように言われましたが、「私は大法弟子です。犯罪者ではないから、絶対に報告などしません」と言い返しました。刑務官は腹が立って、罰として壁に向かって立たせるよう命令しましたが、私はそこに立ったまま、大きな声で『洪吟』を暗唱し始めました。結局刑務官は怒りの頂点に達して、電気棒を取り出して私に押し付けました。電気棒が私の唇に押し付けられた時、私は思わず「法は乾坤を正し、邪悪は全滅する」と叫びました。すると、電気警棒は電気が流れなくなり、効かなったのです。
もう一つ不思議なことがありました。刑務官たちは、私が煉功するのを阻止するため、私の手足をすき間なく縛り上げました。しかし、いくら縛り上げても間もなく緩んでしまうのです。緩んでしまうと私はすぐに煉功を続けます。当時、私の頭の中に一つの念しかありませんでした。それは「いくら縛られても、煉功は絶対に止められません」です。刑務官たちは腹が立って仕方なく、こう言いました。「縛り上げたかと思うと緩んでしまい本当に疲れた。今回は力の限り縛り上げたから、どう考えてももう緩まないだろう」刑務官たちは全力で私を縛り上げて、私は縄が肉に食い込んだように感じて、それは本当に言葉で言い表せない痛みでした。私は痛みに耐えながら、彼らにこう言いました。「あなたたちも女でしょう。どうしてこんなに残酷なのですか。煉功は私の自由です。こういう風に良い人を残害するなんて、あなたたちの良心はどこにあるのですか? 大法弟子を迫害して、あなたたちに良いことはないよ」一人の刑務官は「私は報いを恐れないから、あなたの師父が私に報いを与えればいいよ」と言い残して去って行きました。彼らは今度こそ、しっかり縛り上げたから緩むことはないだろうと思っていましたが、不思議なことに、縄は間もなく自ずと緩み、緩むと私はすぐ煉功を続けました。しかも、報いを恐れないと言った刑務官はその晩に脚を捻挫して、痛くて歩けなくなりました。何日経ってもよろよろとしか歩けませんでした。今回、彼らは大法の威力に大きく恐れて、それ以降、彼らは私に対して遠慮するようになりました。
ある時、私はたまたま、囚人が人気(ひとけ)のない部屋の中で、一冊の本を読みながら何かを吹き込んでいるところを見かけました。この本は邪党が捏造したもので、法輪功学習者の名前を勝手に使って書いた、いわゆる大法を離脱した後の文章でした。彼らはこれを録音し、拘留された法輪功学習者たちに聞かせるのです。一部の法理をはっきりわかっていない学習者は、人に学び、法から学ばないため、録音の内容を信じてしまい、大法を修煉する決心が動揺させられてしまいました。私は先の光景を見つけたとき、心が震えました。私は法に学び、人から学ばず、大法への堅信は誰であろうと、どんな方法であろうと動揺させることができないが、この録音は本物だと信じ込んでいました。これらが邪悪の作った嘘であることをは、思いもよりませんでした。このことは私に、徹底的に邪悪の醜い面目を見極めさせました。私は「彼女の録音を成功させない。同修が毒害されないで済むように」と正念を発しました。すると、録音していた人は、よく歯が痛くなるようになりました。その後、録音していた人と話す機会があり、私は彼女に歯が痛くなる原因の真相を告げました。彼女は「しばらく録音ができず、カセットテープはよく詰まって動かなくなり、それだけではなく毎日のように歯痛に苦しめられたよ」と言いました。大法の威力は、この囚人が、二度と罪を犯さないようにしたのです。その後、彼女は理由を見つけてこの録音の仕事をやめました。間もなく、刑務所は録音による迫害を取りやめました。
このような例はたくさんありましたが、私はこれらの事を経験した後、ずっと私に忘れられていた宝物、発正念を重視し始めたのです、それから私は毎日、煉功と学法だけでなく発正念も続け始めました。その後、私はほとんど迫害されず、刑務所から出られました。
二、邪悪は正義を圧することができない
七年を経て、迫害の中、大法が現した奇跡は、私の大法への確固とした意志を、私の生命を超えたものにしました。ですから私は終始、邪悪が正義に勝つことはできないと信じています。まさに師父がおっしゃった「弟子の正念足りれば、師に回天の力有り」(『洪吟二』「師弟の恩」)のようです。その後に起きた事も、確実に大法の偉大さを実証しました。
ある日、610弁公室の人が私の家に来て、「あなたは家で学法や煉功、発正念をしても何の問題はないが、あなたの師父の法像を置いてはいけない。早くしまっておけ」と言いました。この時、「絶対に邪悪に妥協しない」と私は心で思いながら、こう言い返しました。「ここは私の家です。私が誰の写真を飾ろうと、それは私の権利です。さらに言うと、一日(いちじつ)の師であっても終生の父とするのですから、私が師父の法像を置くのは至極当然のことです。どこが間違っているのでしょうか? あなたの家に飾っているわけではないのですから、そうではないでしょうか?」彼らは私の答えに詰まって、言葉が出なくなりました。それ以降、彼らは私が法像を飾ることについて二度と触れなくなりました。事後、私は当時を思い出すと、どのようにこんな言葉が口から出たのかわからず、完全に考えもせずに出て来たのです。きっと師父が私に勇気と知恵をくださり、私に正念を持たせて邪悪を恐がらせたのです。
去年の冬のある日、団地の入り口で邪党の横断幕が掲げられました。私はこの横断幕をどう処理すればいいかをよく考えた後、横断幕を外すように自ら団地管理委員会に行って説得することにしました。しかし、私は学力が低いため、どう説得すればいいか分からず悩んでいた時、偶然、委員会のスタッフたちとばったり会いました。当時、私は心の準備が全くできていませんでしたが、無意識に彼らにこう言いました。「団地内に掛けられた横断幕はどういう意味ですか?」彼らは「あなたたちと関係がありません。これは××教と書かれていますが、あなたたちの法輪功を言っているのではありません」と答えました。「私はこれが法輪功と関係ないことは当然知っています。しかし、法輪大法は宇宙の大法であり、最も正しく、最も大きな佛法修煉であり、まったく何の教にも属さないのです。しかし共産党は嘘をついて、多くの一般人が真相を知らないので、これが法輪功と関係あると誤解されるかもしれないので、私はこの横断幕を掛けることが妥当ではないと思います。民衆に対しても、あなたたちに対しても不利なので、すぐ外しましょう」と提案しました。彼らは「いいですよ。あなたがそういうなら外しましょう」とはっきり言いました。二日後、横断幕は予想通り外されました。事後、私はこの偶然の一致はきっと師父が段取りしてくださり、師父が私の思いを見られ、そのような知恵を与えてくださり、団地管理委員会に横断幕を外させることができたのだと思います。
私は時に、一部の同修が邪悪に対して恐怖心を持っていることが見えるので、これらの事を通じて、同修たちに邪悪が正義に勝つことはできないことを告げたいと思います。師父は『転法輪』の中にこう説かれました。「あなたが真の修煉者であれば、われわれの法輪が守ってくれます。わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」あなたは邪悪がこのような能力を持っていると思いますか?
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)