【明慧日本2012年6月27日】河北省唐海(とうかい)県の第10農場、第11農場の地元住民らは、地元警察に不当に連行され、拘禁されている法輪功修煉者・鄭祥星さんの釈放を呼びかけている。普段の鄭さんの人柄の良さから、526人の住民が連名で訴状を作成し、鄭さんの無罪釈放を訴えた。
ところが、唐海県公安局及び国保(国家安全保衛)大隊・李富国は下級部門の村の幹部や第10農場派出所に指示し、村の全員にその署名を拒否し、鄭さんを支持しない証明書に署名するよう、養老保険金の差し止めなどを使って脅迫させた。一方で村民は、李の迫害が終わらない場合、中央政府まで李を訴えるよう検討しているという。
公安局の警官らは今月13日午前7時頃、鄭さんの妻・孫素雲さんを押さえつけ、強引にパトカーに引きずり込み、不当に連行した。この逮捕行動は、素雲さんは、正義ある弁護士と連携して、鄭さんの釈放要求署名を地元住民526人から集めたことに対して、復讐の目的で国保大隊の孫敬森が手配した。不当勾留を強いられていた素雲さんは、連行の当日午後5時頃に体調が崩れたため、家族の非難に圧力を感じた当局に釈放を許された。当時の目撃者によると、自力で歩けなくなり、家族に担がれた素雲さんの様子を目にしたという。