【明慧日本2012年6月29日】山東省徳州市に在住の法輪功修煉者・康淑風さんは今年4月23日午前11時頃、開発区電気車市場で法輪功の資料を配布していたとき、巡回中の警官に不当に身柄を拘束され、湖浜北路派出所まで連行された。同所で当日午後2時頃まで尋問された後、公安支局留置場へ移された。また、警官らは自らが雇ってきた開錠屋に康さんの家のドアを開けさせ、電化製品などの家財を没収した。28日午後、康さんは1300元を支払わされた後、釈放された。
釈放日に母を迎えた康さんの息子は、工事現場へ行く途中、警官に止められた。検問と車内捜索により、乗用車の中にあった大量の法輪功に関する資料を発見された。それを理由に、直ちに派出所まで不当に連行され、拷問具である鉄製のベッドに手錠で両手をかけられ、資料の製造元などを言うよう脅迫尋問された。翌日、康さんの息子は釈放されたが、現金3000元と銀行通帳、ノートパソコン、EVD(光ディスク)、MP3プレーヤー、カメラ、法輪功の資料、証明書、多数の所持品を没収された。
拘留されていた康さんの息子はその後、派出所へ行き、それ以前に没収された一部の家財を返すよう求めたが、警官は「没収品の詳細は分からない」と言って康さんの息子を追い払った。しかし、悪らつな警官は、康さんが預金していた銀行へ行き「犯罪調査」を口実に、銀行員に康さんの預金明細を調べさせ、卑劣な手段を用いて市民の財産を占有しようとした。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)