　【明慧日本2012年6月30日】フィンランドの法輪功修煉者は今月16日の土曜日、ヘルシンキの中心部にあるウォーターフロント公園で、法輪功の真相を伝える活動を開催。人々に「真・善・忍」を教えとする法輪功を紹介すると共に、13年間にわたって中共が法輪功に対して残酷に迫害している事実を伝えた。

法輪功の資料を真剣に見る観光客

通行人が署名で法輪功を支持

立ち止まって法輪功の資料を見る観光客

　土曜日は晴天に恵まれた。朝早くからたくさんの観光客がウォーターフロント公園で散歩していた。法輪功修煉者が掛けた横断幕がとても目立ち、多くの人が集まって見ていた。若い西洋人夫婦が真剣に内容を読んでいた。修煉者は彼らに、中国で法輪功修煉者が無実にも迫害されていることを説明した。この夫婦は状況を知って、非常に悲しんだ。署名をすることで法輪功修煉者を助ける力になると聞くと、すぐに署名をした。活動に参加した法輪功修煉者は、「多くの中国人は真相を分かっていて、三退のことも知っています。資料を喜んで受け取ってくれます。人々は、積極的に横断幕前に集まり、天安門焼身自殺事件の真相や迫害の実態の内容を読んでいました」と述べた。

　ある中国人は、修煉者が片付けているのを待っていた。修煉者が声をかけると、彼は資料を取りに来た。彼はすべての中国語資料を一枚ずつを取り、そして修煉者に、どこで『転法輪』を手に入れられるのかを尋ねた。彼の親戚は国内で法輪功を修煉しており、そのおかげで癌が治ったという。だから、彼には法輪功にどれほど効果があるのかを知っている。親戚を通して真相を知り、今は彼も法輪功を修煉したいのだという。

　拷問の実演に観光客が驚く　

　ある男性は修煉者に、拷問の実演にとても驚いたと話した。彼はすでに『転法輪』を読んだことがあり、とても難解だと思っていた。「あなたたちの師父はとても素晴らしいです。私も中国で迫害されていることを知っています。あなたたちは本当に勇敢で素晴らしいです。成功をお祈りします」と話した。

　エイジャさんという女性は署名をするために並んた。エイジャさんは修煉者に「この迫害は本当に信じ難い、まさか今も起きているなんて。とても信じられません。絶対に止めせなければ」と述べた。

　夏なので観光客が非常に多く、各言語の資料がすぐになくなった。ある女性は、迫害の資料を見た後で、少しでも力になれればと願い、お金を法輪功修煉者に渡した。修煉者は、お金を受け取ることはできないが、署名をして迫害反対に支持してほしいと伝えた。彼女はすぐに署名をした。そして話を聞いてみると、彼女はフランスから来たのだという。フランス語の資料を受け取ると、喜んで去っていった。

　フィンランドに観光に来るロシア人も少なくない。一人の父親が娘を連れて通りかかった。娘は4、5歳で、修煉者が功法の実演を行なっているのを見て立ち止まった。父親も立ち止まり、そばにいる修煉者がロシア語の資料を彼に渡して、法輪功の功法を紹介し、残酷な迫害事実を説明した。

　父親は真剣に聞き、娘はそばで静かに修煉者たちの功法の実演を見ていた。