文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年7月2日】人間の生命と生存環境は師父から与えられたものです。一切は師父から授かったもので、自分で得たものではありません。何かを得ようとすれば、他の生命を傷つけ、師父の按排を邪魔することになりますので、自分の存在が決して宇宙にとって邪魔な要素になってはならないと思います。占有したいという考えは間違いで、執着心の根源も占有に由来するものです。執着心の全てを無くして、初めて返本帰真できます。
では、どのような思想や行為が「占有(貪欲、私我)」と相反するのでしょうか? 宇宙の真理と正の生命の為の犠牲、与えること、諦めること、助けること、責任を負うことのほかに、忍耐、包容、救い、保護などの全ては「占有」と相反し、これらの全てが正であり、光に満ちたものです。人が前述のような要素で構成された生命にまで修めることができれば、あるいはその内の一つの要素を持つだけでも、素晴らしいことだと思います。
占有する心を無くしましょう。師父は「修は己にありて、功は師にあり」の法理を説かれました。私の生命と生存環境の全てが師父により按排されています。宇宙の全てが師父のものであり、全てが師父の按排によるものです。
以上は私の個人的な悟りですが、不適切な所があればご指摘下さい。