【明慧日本2012年7月5日】大連市瓦房店に住む於希春さんは法輪功を修煉する前は、小学生のころから同級生のお金を盗むなど素行が悪く、街のごろつきであった。18歳から37歳までの間に、強盗や窃盗罪で刑務所に何度も入所していた。2005年には収容所内で法輪功修煉者を監視し、迫害するよう利用されていた。しかし、迫害に加担していた於さんは、自分を恨まずに法輪功の真相を伝えてくれた修煉者の人格に感銘を受け、法輪功が道徳の向上に良いと実感し、その素晴らしさに驚いた。
そのため、於さんは出所後、法輪功の修煉を始めた。法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律し、真面目な生活を始めたのだ。人々に思いやりを持つようになり、親孝行し、どこにいても道徳の向上を求め、誰とも仲睦まじく暮らしていた。
2012年6月25日、於さんは大房身派出所へ行き、拘束されていた法輪功修煉者の釈放を求めた。そこで於さんは、「『真・善・忍』を信じることは不法行為ではない」と訴え、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共(中国共産党)により迫害されている内容を警察に伝えた。しかし、警察は於さんが事実を述べたことが気に入らず、於さんを「国家転覆罪」という罪で誣告し、於さんを大連姚家留置場へ送り込んだ。
その後、於さんの高齢の両親は派出所へ行き、於さんに違法行為は一切ないと訴え、親孝行な息子の人柄を伝えた上で、息子の釈放を求めた。しかし、面会さえ拒否された於さんの両親は、息子のために告訴する道もなく、怒りをおさえきれず、共産党がいかに悪らつかを人々に訴えるしかなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)