【明慧日本2012年7月9日】黒竜江省ハルビン市に在住の法輪功修煉者・王竹雲さん(55歳女性)は2012年1月13日、実家にいたところを、河柏派出所と正陽派出所の警官によって、不当に身柄を拘束された。警官らは王さんの実家の家宅捜索を行い、王さんの実家にあったパソコン、プリンター、法輪功の関連書籍、王さんの母の遺物などを没収した。
王さんは幼い頃から体が弱く病気がちだった。しかし王さんは1995年から法輪功を学び始め、修煉に通じて、重い腰椎骨増殖症と全身の乾癬が完治し、人生をいかに生きるべきかがわかるようになり、心身ともに元気になった。
王さんは、夫の浮気が原因で離婚したが、1人で息子を育て、夫の老いた両親の面倒までもみた。王さんは近所、友人、同僚から、とても良い評判を得ていた。
2000年12月、王さんは法輪功への迫害停止を求め、北京にある中共(中国共産党)当局の政府部門に行ったが、北京で警官に身柄を拘束され、北京市内の留置場に拘禁され、奴隷のような強制労働を科された。その後、王さんはハルビン市に送還され、1年の労働教養を宣告されて万家労働教養所に収容された。
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労働教養所で王さんは断食を行って迫害に反対し、警官から灌食の拷問を受けた。灌食に抵抗した王さんは、独房に1週間ほど拘禁された。それから、王さんは非人道的な拷問を受け、危篤状態に陥った後、釈放されたという。
しかし2012年1月13日、実家にいた王さんは警官に連行され、罪名を捏造されて懲役8年の不当な重刑判決を言い渡されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)