【明慧日本2012年7月15日】浙江省温州市に住む法輪功修煉者・黄秀娟さんは2010年8月18日午前、温州市鹿城区の610弁公室の警官によって洗脳班に不当に連行され、13日間にわたって残酷に迫害された。そのため半身不随になり、今年2月、黄さんはこの世を去った。
黄秀娟さんの生前の写真 |
唯一の身寄りだった黄さんが亡くなったことで、家には障害をもった娘が一人残されている。
黄さんが生前話したことによると、黄さんは洗脳班で迫害されたため半身不随となり、家に戻った後も、鹿城区610弁公室、国保(国家安全保衛)大隊の警官らが常に嫌がらせ、監視などをしていたという。2010年末、鹿城区610弁公室のリーダーが黄さんの家へ行き、法輪功を止める保証書を無理やり黄さんに書かせようとした。その後、黄さんは区内のある老人ホームに移った。警官らは黄さんの居場所を突き止め、黄さんに保証書を書かせようとした。警察が去ってから間もなく、黄さんは脳いっ血が突然発症し、病院の救急治療室へ運ばれた。黄さんが救命治療を受けている間もなお、610弁公室と国保大隊の警官らは手を緩めず、黄さんを監視し続け、黄さんの家族を脅し、他の法輪功修煉者と接触させないように見張っていた。
黄さんはさっぱりした性格で、いつも人の事を考える人だった。黄さんは洗脳班に連行される前は、ずっと健康であった。しかし、黄さんが家に戻ってきたときは、車椅子に乗って半身不随の状態となっていた。家族や近所の人達は皆、理解できず驚いていた。そして、法輪功修煉者に対する中共の残虐な迫害行為に対して、地元の人達は皆、非常に憤りを感じていた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)