【明慧日本2012年7月31日】河北省に在住の法輪功修煉者・範国田さん(70代女性)は、2012年7月24日、買い物途中に地元警察によって不当に連行された。範さんは白竜派出所で、鉄製の椅子に座らされて尋問され、返答を拒んだため殴打された。範さんの口からは血が流れ、左の顔も腫れた。当日、連鳳珍さん(60代女性)も連行された。
範さんが連行されることを目撃した地元の住民たちは「警察は暇だな。何の罪もない人を捕まえている」と警官らを非難した。警官らは恥ずかしくて、「行け行け、これはお前らとは関係がない、早く行け!」と住民たちを追い払った。
白竜派出所で、範さんと連さんは2つの部屋にそれぞれ拘禁された。範さんが持っていた『九評』、『燕趙悲歌』、神韻公演のDVDと現金60元(約840円)を没収された。
範さんは自分を殴った警官の名前を聞いたが、その警官は答えなかった。責任を負うことを恐れて、その警官はすぐ範さんの血が付いた地面を拭いた。
範さんは他の警官にも自分を殴った警官の名前を聞いたが、「誰もあなたを殴らなかった」と言われた。現在、範さんはすでに釈放された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)