文/河北省の大法弟子
【明慧日本2012年8月5日】尊敬する師父、こんにちは! 同修のみなさん、こんにちは。
年に1回のインターネットでの中国大陸大法弟子の修煉体験交流会の原稿募集を喜んで迎え入れ、この機会を借りて、私たちのプロジェクトチームにおける一つ一つの修煉体験を師父に報告し、同修と交流したいと思います。
私たちのプロジェクトチームは4人で、活動を始めて約2年が過ぎました。私たちの住んでいる場所で大法を実証し衆生を救い済度する中で、一定の役割を果たしました。同時に、私たち自身の修煉もこの過程の中で大きな高まりがありました。
一、資料拠点を作る
同修・甲さんは邪悪から迫害を受けたので、体が少し不便です。甲さんは一度、大人数での学法に参加して交流した時に、たまたま大量の真相資料が目に入りました。以前、甲さんは真相資料作りをしたことがあったので、こんなにたくさんの資料を作るには、かなり時間がかかることを知っていました。同修の負担を軽減し、資料拠点の同修に学法の時間を作るため、もう一つ資料拠点を作り、みんなで分担して資料を作り、人を救う効果を強めたいと思いました。
しかし、甲さんは体が原因で、この重責を単独で担うことができませんでしたので、他の人が手伝う必要がありました。「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)師父はとっくにこれらすべてを手配され、私たちのために下地を作ってくださったので、私たちは正念をもって最善を尽くすだけでよかったのです。甲さんは知り合ったばかりの同修・乙さんを見つけ、この件を相談しました。乙さんはとても嬉しく思い、この仕事を心から望みました。乙さんは資料製作に一定の基礎がありました。このようにして乙さんの家で、私たちのこの神聖で偉大な仕事が始まりました。仕事量が多かったので、後になって同修・丙さんも加わり、同修・丁さんは主に資料を輸送する責任を負いました。
二、他人のために考え、丸く収め、協力し、補充する
甲さんと乙さんの家には70〜80代の老人がいて、世話が必要です。1日三度の食事の世話を長年続けていました。家には他の家族もいて、衣食、洗濯、掃除はいずれも甲さんと乙さんを必要としています。甲さんと乙さんは家庭と大法の仕事のバランスを正しく調整することができ、自分の学法と修煉を怠けることなく、人を救うことをおろそかにせず、家族のことも大変うまくやっています。とくに、乙さんの家では、家族も乙さんの修煉を支持しています。時には少し手伝ってくれることさえあります。
何をするにしてもまず他の人を考えなければならないということを、私たちは法を学んで分かっています。資料を作っているうちに、2人は相手のことを考慮できるようになりました。例えば、乙さんはいつも甲さんに気を配り、力のいる少し疲れる仕事は全部、乙さんが先を争うように働いてしまいます。家に帰って食事を作る必要がある時でも、いくつかの仕事で最後の仕上げをやり終えていなかったり、仕事をしているうちに不足があったりした場合は、乙さんは残りの仕事を黙ったまま行い、不足を補います。
甲さんも体調の悪さを克服し、痛みをこらえています。普通の人なら数分の道のりも、甲さんは20分近くも歩かなければなりませんが、いつも歩行が困難でも前進していきます。ですが、甲さんはいつも黙ってできるだけ多めに行い、乙さんのために多くの時間を作って学法してもらったり、あるいはその他の事をしたりします。同時に、学法と修煉の積み重ねにより、甲さんの健康状態も絶え間なく好転していきました。今は、甲さんは多くのプロジェクトでとてもよく働き、甲さん自身の資源を活用しながら、自分をこの大法の中における一粒子となり、師父が法を正される中でさらに大きな作用を果たしています。
丙さんは時間が十分にあり、家庭の心配事が少なく、ほとんどの時は、私たちが一緒に共同で一つの事を仕上げる以外に、丙さんは続けてその他の仕事を行っています。私たちはよく1元のマントー(蒸しパン)あるいは肉まんを買って、あのとても密閉された小さい部屋で何時間も没頭すると、夏は蒸し暑く、また通風が良くなく、その上、機器自らが発する熱は、本当に背中がぬれるほど汗をかき、中で長時間滞在すると、服も長時間濡れてしまいます。このようなことになるたび、丙さんは、師父がお話になった扇子を使うあの説法を思い出すと、本当に徐々に涼しい風が吹いてくるのを感じ、常に師父が私たちの身の回りにいらっしゃることを身に染みて実感します。午後、資料を作っている時に眠気が催した時、「私たちの仕事は第一段階であり、できるだけ早く次の工程の同修から衆生の手に資料を放出し、早く衆生を救うのだ」と、丙さんはつ常に思い、丙さんはいつも何も言わず、一切の妨害要素を取り除き、能率を上げ、黙ったまますべてをしていきます。
同修の丁さんは、ほとんど専任で大法の実証をしていると言っていいです。物事を調整し、資料を手渡し、いろいろな種類の消耗品などを運び、いつも夜中まで仕事をし、夜半過ぎになる事さえあります。ある時は、電動バイクに乗って30分以上走る必要がある道のりで、家に帰ったばかりなのに、さらには一口の水までも飲むのが間に合わないうちに、すぐにまた逆戻りして、厳寒でも酷暑でも、ひどい雨でも丁さんは大法を実証する大事をおろそかにしたことはありません。
お互いに接触する時間が長く、回数も多くなり、私たちはもうどの仕事も、相手が苦労を費やし、なし得難い事だと分かっています。そのため、1人で解決できる事なら、私たちは他の人を待たずにしさえすればいいのです。その中には、私たちが自分で消耗品を仕入れたり、設備を維持したりすることなどが含まれています。大法は私たちのために知恵を開いてくれました。「常人としての一面は努力する必要がありますが、大法弟子は師父から賜られたものこそが、根本的に最も重要で最も大切にしなければならないものだと分かりました」と、同修が「明慧ネットの物語」の中で言っていたのと同じです。一つ一つの問題は解決でき、私たちの技能は大法の中で高められるのです。たくさんのできない事はすべて、筋が通ればおのずとよい文章ができるのと同じように、できるようになりました。私たちの修煉の道を、師父はもっと広く開拓してくださいました。本来は単一なプロジェクトだけだったのが、その他の資料拠点の空きを補充することで、今では多くのプロジェクトを同時に引き受け、同時に運営し、同時に行い、人を救う効率を数倍に増加させることができます。
「目にした不足を黙々と良くすることができれば、神々は敬服しきれません。この人が本当に素晴らしいと言うのです! これこそ、大法弟子が行うべきことです」と、師父は『更なる精進を』で説かれました。私たちは共に師父の法を実践しており、壮大な師父の佛恩を共に浴びています。
(続く)