【明慧日本2012年8月6日】黒竜江省大興安嶺(だいこうあんれい)に住んでいた法輪功修煉者・張秀芝さん(68歳女性)は、1996年に法輪功を学び始めてから、高血圧などの持病が全快した。2000年、北京へ行き、法輪功の素晴らしさを人々に伝えていたが、それを理由に労働教養2年を宣告され、チチハル双合労働教養所に拘禁された。
2003年3月、張さんは知人に法輪功の関連書籍を渡したことで通報され、罪の証拠もなく懲役5年の不当判決を宣告された。そして黒竜江省ハルピン女子刑務所に拘禁された張さんは、悪質な洗脳や辛い労働、拷問を加えられる日々だった。2004年11月頃、独房に監禁された張さんは、裸にされた上に24時間背中から枷をかけられた。それでも迫害に屈しなかったため、面会の基本的人権さえ奪われた。
張さんは、更に迫害されて脳血栓を引き起こし、危篤状態に陥った。そのため、張さんの家族は「重病のための服役中の一時出所」を何度も求めたが、施設側は拒否し続けた。しかし、張さんが危篤状態に陥ると、彼らは責任追求を恐れて張さんを家に帰した。
一連の壮絶な迫害により心神喪失状態に陥った張さんは、点滴で生命を維持していたが、今年の春、無念な思いを晴らせないまま死亡した。