文/広西省の大法弟子 風雨
【明慧日本2012年8月9日】
慈悲な勧告で警察官は真相を知り、福に報われた
中共が法輪功への弾圧を開始した翌日、私は公安局から訊問されましたが、私は師と法を信じて、彼らが真相を知り、大法弟子を大事にして、迫害をしないように落ち着いて対処しました。訊問される中で、私は師父が「真、善、忍」を教えて下さったので、身体は健康になり、良い人になって社会道徳が回復したと伝えました。訊問する公安の甲さんは話を聞いて、「私は時間がないが、時間があれば私も修煉します。『転法輪』を読んだことがあります」と言いました。私は甲さんが『転法輪』を読んだことがあることを嬉しく思いました。4.25の時に、私と他の同修が甲さんに真相資料を渡したことがあります。これは甲さんが救われるためのよい準備となりました。
2003年、同修のBさんは真相DVDを作って、自転車に積んで出勤しましたが、途中で落としてしまいました。後ろから来た車のドライバーに、DVDを見たことがありますかと尋ねました。実はこのドライバーはDVDを見て、密告していたのです。そのため間もなく来た警察がBさんを連行し、Bさんの家を捜査しました。その時、ちょうど公安の甲さんがこの案件を処理する担当になったので、こっそりとBさんに没収した身分証明書とお金を返して逃がしました。
甲さんは「公安の仕事は嫌だ、自分たちは人の手足にすぎないよ」と、しみじみと話したことがあります。その後2005年に40代の甲さんは幸運にも退職し、よい選択をしました。
慈悲に対処し、法を実証するよい環境を作る
1999年7.20以来、現地の同修は一丸となり、力を合わせて、慈悲の心でたくさんの真相スローガン、横断幕、真相チラシなどを使って大法の真相を伝えました。海外のラジオ局も我が地区の迫害の真相を放送して、衆生に真相を伝え、邪悪に大きな打撃を与えました。ある留置場の人は「法輪功はすごい。我が家も海外から電話を受けたよ」と話しました。
1999年以来、現地の大法弟子の中で拘禁、労働教養、懲役刑、罰金などを受けた人は数十人に上りました。留置場の中で同修は煉功、学法、発正念をし、同室の常人に真相を伝え、煉功を教えました。外の同修はよく拘禁されている同修に生活用品や、金銭、大法の本などを送ることができました。
ある日、C同修が留置場の中にいた時、何回も捕まったことのある常人の容疑者が送られてきました。すると、当直の警察はこの人に、「また来たの? 法輪功をしなさいよ、この人(Cさん)を見習って」と言いました。そしてCさんに「休憩時間にこの人に法輪功を教えてあげて」と言いました。Cさんは15日間拘禁されましたが、15日間ずっとその常人の容疑者に煉功を教えました。
修煉の環境は大法弟子の善の力で作り上げるものです。もちろん、それは師父の苦心の下でできるのです。
慈悲に昔の同修を喚起
師父は「今回の迫害の中で、反対の方向へ走ってしまった人、ひいては非常に良くないことをした人、皆さんに教えますが、師父も彼らを見捨てたくはありません」(『北米での巡回説法』)と説かれました。 2009年末に数人の同修が洗脳班へ連行されましたが、迫害を受けてすべて転向し、邪悟になりました。私はその中の同修Cさんに面会へ行き、とても悲しいと伝えて共に涙を流しました。私は「これだけの風雨を経て、たくさんの魔難を乗り越えてきましたが、あなたのような同修がいて、誇りに思っていました。我々はもっと精進するべきです。師父が見守ってくださっているので、あなたはきっと戻って来られると私は信じます」と言いました。
Cさんは擦れた声で、洗脳班で受けた迫害の事実を話し、師父に申し訳ないと謝りました。さらに、Cさんは私の電話を受けてから、夜に夢を見たと言いました。夢の中では四つの太陽があり、その中の一つだけが非常に明るかったといいます。それは師父が一番明るい所へ行くように啓示されたのだと悟ったというのです。心を割った交流を通じて、Cさんは「厳正声明」を発表しました。大法の仲間に戻った数日後に、Cさんは三退のリストを作り、法を正すことに力を発揮しました。
もう1人の転向した同修に対して、私は他の同修を誘って一緒に助けました。極端な人以外は、転向した同修はほとんど大法に戻って来ました。これは師父の慈悲と寛容であり、善の力です。
個人の悟りですが、慈悲にご指摘してください。
(完)