【明慧日本2012年8月9日】重慶市万州区沙河派出所は今年6月19日、法輪功の資料を配布したという理由で、60歳過ぎの高齢者・譚家芬さんと張廷珍さんを不当に連行した。そして、同区の周家壩留置場で拘留されていた譚さんに1年の労働教養処分が科され、重慶市女子労働教養所へ送り込まれることとなった。張さんは更なる迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。
連行の当日、警察は無実の譚さんを拘禁しただけでなく、譚さんの家に押し入り、たんすやドアを壊して家をさんざん荒らし回ったうえ、一部の家財を没収した。
張さんは同日、見張っていた人に捕まえられ、後ろ手にして地面に押さえつけられた。そのうえ、倒れたまま乱暴に引っ張られたり、引き摺られたりして、肩を骨折して失神した。
警察は、派出所で張さんの身柄を拘束したが、右肩の皮膚が黒くなった張さんの異常を発見し、レントゲンで骨折と診断された張さんを家へ帰したものの、引き続き、家の周りを監視し続けた。
張さんは、法輪功を始める前は多病で体が弱っていたが、修煉してはじめて病気が一つもない状態に至ったため、法輪功の真相を人々に伝え続けた。2008年の北京オリンピックで警備が厳重化され、警察に捕まった張さんは、重慶市沙堡女子労働教養所で1年ほど監禁を強いられた。