【明慧日本2012年9月2日】重慶市万州区の法輪功修煉者・鄺(こう)良さん(52)は今年6月28日、国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当連行され、紅光派出所に拘禁された。その後、周家壩の麻薬中毒回復労働教養所に移送され、行方不明になった。最近の情報によると、鄺さんは万州区精神病院で迫害されて重体に陥ったという。
鄺さんは万州区塩業会社の労働組合の元リーダーである。6月28日の昼12時、鄺さんは国保大隊の知り合いに誘われ、出掛けている途中、警官3人に連行されて紅光派出所に拘禁された。警官は鄺さんの鍵を奪い、鄺さんの元妻の家に侵入し、財物を没収した。
その後、鄺さんは万州区周家壩の麻薬中毒回復労働教養所に移送された。鄺さんは断食で迫害に抗議し、4日後に突然、行方不明となった。最近の情報によると、鄺さんは1年6ヵ月の労働教養処分に処せられ、万州区精神病院で迫害を受け、危篤状態に陥ったという。
12年前、鄺さんは広場で煉功した時、警官に連行された。警官は鄺さんを十字の形に押さえつけ、胸、お腹を繰り返し殴った。そのため、鄺さんは7日間意識不明になった。その後、警官は鄺さんを万州区の枇杷坪精神病院に拘禁した。また、鄺さんにある薬物を強制的に飲ませた。鄺さんはその直後に、顔の形さえも変わってしまい、ぼうっとしているという。
数年来、万州区の610弁公室、公安局の警官らは鄺さんへの尾行・監視・脅迫を続けてきた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)