【明慧日本2012年9月3日】ハルビン市王崗鎮裁判所は、今年8月22日午前、法輪功修煉者・向暁燕さん(35)に対して、秘密裏に不公平な裁判を開いた。裁判所は、裁判の当日になるまで弁護士の被告人との面会を拒否した上、当日に「国家法律転覆罪」という罪を求刑し、親族5人しか傍聴を許さず、来場者が多く来ないよう辺鄙な場所で裁判を行うなど、中共当局による各種の妨害が手配されていたという。
1999年から、向さんは中共の法輪功への弾圧政策のもとで、一連の迫害を加えられてきた。2002年年初、向さんはハルビン市第二留置場へ収容された。2011年2月から、珠江路派出所やハルビン市の警察は向さんの家に押し入り、嫌がらせを加えて拘束しようとした。
向さんは去年の年末に2回も不当に連行され、最後には30人の修煉者が逮捕され、不当判決を下される大規模な迫害事件に巻き込まれた。その時の逮捕手段は、令状の提示もなく私服警官が室内に押し入り、修煉者を乱暴に扱った上、家を荒らしまわったり、家財を没収したりした。
向さんが拘禁されてから、夫は毎日のように留置場へ妻との面会を求めに行ったが、いずれも拒否され、追い払われた。