【明慧日本2012年9月15日】山東省の平度市裁判所は、今年7月27日に法輪功修煉者・王広偉さんに対する裁判を予定していたが、正義なる弁護士の弁護と多くの市民の傍聴を恐れ、裁判官は改めて証拠を取る必要があるとして裁判を延期した。そして9月3日、秘密裏に同所による裁判が開かれた。
今年3月14日、王さんは町で、法輪功が迫害されている状況を述べた紙を壁などに貼り付けた。それを理由として、警察により家宅捜索や強制連行、不当拘禁された。その後、平度市留置場に拘禁され、辛い労働を強いられる日々となっていた。
7月13日、王さんは「国家法律転覆罪」という罪で不当に起訴され、7月27日に裁判が行なわれる予定だった。しかし、610弁公室は偽の証拠を元に裁判を行う予定だったため、王さんの弁護を恐れ、大勢の傍聴志願者が訪れたことを恐れ、突然、平度市裁判所に当日の裁判をやめさせた。そのうえ、傍聴志願者を見つけ出し、傍聴をやめるよう脅したという。
8月15日、王さんの弁護士は裁判所へ行き、再審を行う日やその状況を尋ねたものの、裁判長に冷たい態度や不快な表情で振り回されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)