文/黒竜江省の大法弟子 浄蓮
【明慧日本2012年9月16日】
二、恐怖心の裏にある執着心を無くす
メールを送り始めた時、私はいつもバスに乗って遠いところに行きながら、後ろのパトカーを確認していました。「あなたは人を救い済度に来たので、衆生が待っています。何を恐れる必要があるのか」と私は自分に言い聞かせました。毎回メールを送ってからずっと正念を発して、衆生が救われることを妨害するすべての邪悪を解体すると念じました。実は自分自身が迫害されることを恐れていたのです。これは根本的な執着心であり、私利私欲の心です。この様に認識してから、恐怖心が大分なくなりました。しかし、なんとなくもう一つの物質が隔てているように感じました。このころ、同修が『修心断欲』の電子書籍を送ってくれました。読んで分かりましたが、以前自分は男女関係に過ちがあり、旧勢力にこの隙に乗じられることをとても気にしていました。その数日間私はとても落ち込んで、息をするのもつらくなりました。
ある日、集団学法で「冗談ですが、七情六欲をすべて抱えた常人をそのまま上へ昇らせ、成佛させることは、皆さん考えてください、可能でしょうか? その人が大菩薩を見て、なんと綺麗だと邪念が生じるかも知れませんし、嫉妬心が取り除かれていないために、佛とトラブルを起こすかも知れませんが、このようなことが許されるものでしょうか? ではどうすればよいのでしょうか? あなたは常人の中で、さまざまな良くない思想をすべて取り除かなければなりません。そうしてはじめて上がって来られるのです」(『転法輪』)を学びました。これは冗談ではない、まさに私のことを言っているのではないだろうか、色欲の心を無くしてから始めて向上できると私は悟りました。
私は必ずそれを解体し、同修の前でその事実を暴露すると決心しました。しかし、恥ずかしいことはなかなか言えませんでした。2日間考慮して、私はもっとも言ってはいけない人に言おうと思いました。それは主人、舅と姑の3人で、皆修煉者です。3日の日に私達4人は一緒に座って、私は過去を告白しました。自分の色欲の心を暴露する過程で、涙が止まらず身体も声も震えました。私が徹底的にその色欲の心を無くそうとしていることで、皆は正念を発してくれました。交流の後に師父はそのよくない物質を無くして下さり、さらに一歩前に押してくださいました。同修は私に対して悪い印象を持たず、心から告白したことを認めてくれました。同修の寛容と師父のご慈悲に感謝します。
今の私はやっと分かりました。どうやって旧勢力を全面的に否定し、師父の按排された道を歩めるのかと言うと、それは如何なることに当たっても、まず自分のどこが法に相応しくないかを考えなければなりません。修煉者としてどうすればよいかは大法の要求に従って行えばよいのです。
(続く)