【明慧日本2012年9月18日】1999年に中共(中国共産党)による法輪功への弾圧が始まって13年来、多くの法輪功修煉者が北京などの都市へ行き、法輪功迫害をやめるよう訴え続けてきた。また同時に、公安局や610弁公室、居民委員会(共産党の末端組織)による嫌がらせ・連行・拘禁・恐喝などを受けてきた。
黒竜江省大慶市に在住の法輪功修煉者・曹景棟さんは、これまで3回の労働教養処分を受けており、約6年6カ月ほどの獄中生活を強いられた。拘禁中、残酷な拷問や強引な灌食、体内へ毒物投与など、惨い迫害を受けてきたが、これらに屈することなく曹さんは法輪功を学び続けている。
昨年、曹さんの母親(70代)は、息子が1年6ヵ月の労働教養処分を宣告されたことにショックを受け、脳出血で倒れた。それにもかかわらず、衰弱した体で、息子の陳情のために各政府部門を往復した。
今月6日午後2時頃、息子の刑期満了日を待ち望んでいた曹さんの母親は、収容施設や司法部門へ行った。しかし、景棟さんは釈放されず洗脳班へ送り込まれたことを知った。不当性を訴えたが、関係者に冷たい態度で振り回されたうえに脅され、怒鳴られた。これらの迫害行為は、大慶市610弁公室と曹さんの元の勤め先の画策と見られている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)