【明慧日本2012年9月22日】山東省の平度市蘭底鎮に在住の法輪功修煉者・王広偉さん(男性)は、今年3月14日に地元で法輪功の真相を伝えた時、通報されて当地の派出所の警官に連行されたうえ、家財を没収された。その後、平度留置場に拘禁され、毎日奴隷的な苦役を強いられている。
7月13日、平度市検察庁は不当な理由で、王さんを起訴した。平度法院(裁判所)は7月27日に開廷すると決定した。
家族は王さんのために北京の弁護士・董前勇さん、蘭志学さんに弁護を依頼した。その後、地元の民衆に傍聴の招待状を配布した。これらの行動が、平度610弁公室や法院に恐慌を引き起こし、平度610弁公室の関係者は、傍聴を希望する人達を脅迫した。また、2人の弁護士に、法廷尋問を延期することを知らせた。
8月15日、董弁護士は再び法院に開廷日を聞いたが、「法輪功の案件だけで弁護士が2人いるのか?」とごまかされたという。
9月3日、平度法院は王さんの弁護士2人に通知しないまま、王さんに対する裁判を開廷した。その結果、王さんは懲役4年6カ月の不当判決を言い渡されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)