【明慧日本2012年9月24日】山東省シ博市張店区裁判所は今年9月12日、法輪功修煉者・王振秀さん(60代女性)に対して、十数人の傍聴者の前で事実ではない罪名を挙げ、不当な裁判を行った。結局、裁判長は、正義ある弁護士に罪名が偽りであることを指摘され、反論の根拠もなく、しどろもどろで返答すらできなかった。その上、王さんの「『真・善・忍』を信じることは罪にならない」という言葉にも返答することができず、裁判を続けられなくなり、裁判長は早々に閉廷して「二審へ送る」と宣告した。
かつて王さんは迫害から逃れるため、地元から遠く離れて放浪生活を余儀なくされたことがある。2003年、王さんの弟・新博さんは懲役7年の不当判決を宣告されて山東刑務所に拘禁され、拷問により死亡した。王さんの夫・王景奎さんは労働教養を2回宣告され、中共の一連の迫害により2008年に死亡した。
今年7月3日、王さんは再び不当に連行され、一人っ子の子供を残したまま未だに拘禁されている。こうして王さん一家は法輪功をやめないという理由で、様々な迫害を受け続けた。