【明慧日本2012年9月27日】新疆ウイグル自治区の生産建設兵団の法輪功修煉者・方秋菊さん(76)は2011年9月に中共の役員らによって兵団洗脳班に連行され、迫害を受けた。その後、伊犁軍区病院に送られて手術を受け、翌日にこの世を去った。
新疆生産建設兵団の610弁公室は洗脳班を設置し、法輪功修煉者を連行して迫害した。方さんは2011年9月26日に新疆総兵団洗脳班に連行され、10月のある日、体調が崩れたため釈放された。家に帰ってから強制的に検査され、伊犁軍区病院で手術しなければ治らないと言われた。
2011年10月4日朝に手術を受け、午前11時半頃に3人の私服警官が慌てて手術室に入り、不安を感じた家族も一緒に入ろうとしたが看護士に阻まれた。
12時頃に610弁公室の責任者も来た。その後、両手が血だらけの担当医師が出てきて「治らない、駄目だ」と言った。午後4時頃、方さんが手術室から搬出された。
夜に熱が出て注射したが、翌朝に40度まで上がり、昏睡状態に入った。昼ごろに41度に上がり、夜になると42度になったという。
2011年10月6日夜中1時20分頃、方 さんはこの世を去った。方さんの死について、家族らは疑っている。ふだんはあまり連絡を取っていなかったため、方さんの死についてずっと公開しなかったという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)